『第41回日本アカデミー賞』の授賞式が2日、都内で開催され、蒼井優(32)が映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(白石和彌監督)で最優秀主演女優賞を受賞した。手を額に当てて驚いた表情を浮かべた後、涙を流して喜びをかみしめ、“映画愛”あふれるスピーチをした。
『彼女がその名を知らない鳥たち』は、沼田まほかる氏の小説を『凶悪』などの白石監督が実写映画化。同居する相手の稼ぎに依存しながらも彼を嫌い、家庭のある別の男性とも関係を持つ女と、彼女に執着する男の関係を軸に、究極の愛とは何かを問い掛ける。
クレーマーで自分勝手な女・十和子を演じた蒼井は、最優秀主演女優賞の発表前に「不安で、不安でどうしたらいいのか。本当に最低な女性役だったので、お客様にどこまで我慢して最後まで観ていただけるか計算して演じなければいけなかった」と撮影時の苦労を明かしていた。
名前が呼ばれ、ステージに登壇した蒼井は、目に涙をためながら「ありがとうございます。びっくりしています。この映画を撮っているときに、本当に映画の現場に入れてよかった、映画界に入れてよかったなって思ったんです。なのに、こんなに大きな賞をいただいてしまって、恐縮しています」。
「これから新学期が始まりますけれど、学校がつらい方とか、新しい生活どうしようって思っている方がいたら、ぜひ映画界に来ていただきたいなと思います。映画界、よくないですか? 私、本当に好きなんです。きょう優秀賞を獲られた方も尊敬しています。みんなで一緒に映画を盛り上げていけたらと思います」と呼びかけた。
蒼井の優秀主演女優賞受賞は今回が初めて。優秀助演女優賞は3度受賞しており、『第30回日本アカデミー賞』では映画『フラガール』で最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞している。
優秀主演女優賞はそのほか、新垣結衣(『ミックス。』)、土屋太鳳(『8年越しの花嫁 奇跡の実話』)、長澤まさみ(『散歩する侵略者』)、吉高由里子(『ユリゴコロ』)が受賞した。
『彼女がその名を知らない鳥たち』は、沼田まほかる氏の小説を『凶悪』などの白石監督が実写映画化。同居する相手の稼ぎに依存しながらも彼を嫌い、家庭のある別の男性とも関係を持つ女と、彼女に執着する男の関係を軸に、究極の愛とは何かを問い掛ける。
クレーマーで自分勝手な女・十和子を演じた蒼井は、最優秀主演女優賞の発表前に「不安で、不安でどうしたらいいのか。本当に最低な女性役だったので、お客様にどこまで我慢して最後まで観ていただけるか計算して演じなければいけなかった」と撮影時の苦労を明かしていた。
名前が呼ばれ、ステージに登壇した蒼井は、目に涙をためながら「ありがとうございます。びっくりしています。この映画を撮っているときに、本当に映画の現場に入れてよかった、映画界に入れてよかったなって思ったんです。なのに、こんなに大きな賞をいただいてしまって、恐縮しています」。
「これから新学期が始まりますけれど、学校がつらい方とか、新しい生活どうしようって思っている方がいたら、ぜひ映画界に来ていただきたいなと思います。映画界、よくないですか? 私、本当に好きなんです。きょう優秀賞を獲られた方も尊敬しています。みんなで一緒に映画を盛り上げていけたらと思います」と呼びかけた。
蒼井の優秀主演女優賞受賞は今回が初めて。優秀助演女優賞は3度受賞しており、『第30回日本アカデミー賞』では映画『フラガール』で最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞している。
優秀主演女優賞はそのほか、新垣結衣(『ミックス。』)、土屋太鳳(『8年越しの花嫁 奇跡の実話』)、長澤まさみ(『散歩する侵略者』)、吉高由里子(『ユリゴコロ』)が受賞した。
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2018/03/02