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オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が17年1月期(第8回)の結果を発表。「助演女優賞」は、『母になる』(日本テレビ系)で、子どもができないなどさまざまな苦悩と戦う女性を熱演した小池栄子が受賞した。小池は、「いま思い返してみると、本当につらい役でした。世の中には、子どもができないことに悩みを持つ女性がたくさんいると思います。私も結婚して10年、今年36歳で子どもはいません。そういう女性たちの代弁者になったつもりで演じました」と本作にかけた思いを語った。 小池が演じたのは、辛い過去を抱える門倉麻子。ひょんなことから誘拐された3歳の男の子の“母親”となったことで、幸せな生活を取り戻す一方、新たな苦悩や葛藤と戦うことになる…という、酷な人生を生きる女性だ。小池自身、かなり挑戦的な役だったというが、7年間の共同生活で芽生えた母性を、“わが子”を見つめる眼差しや、産みの母親である主人公との気迫に満ちた対峙シーンなどで、時に繊細に、また力強く表現した。審査員からは、「自分のほうが子どものことを知っている、と挑戦的に“産みの親”に向かっていく姿は見事。子どもから距離を置くことで伝える“母の愛”とその別れのラストは本当に切なく、共感もさせられ、相反する複雑な感情を見事に視聴者に与えた」(大塚美奈氏 サンケイスポーツ/文化報道部 記者)などと評価された。なお、小池の受賞コメントは以下の通り。

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  • 小池栄子の“母性”あふれる熱演は、視聴者、審査員ともに高く評価された (C)日本テレビ
  • 「助演女優賞」に輝いた小池栄子 (撮影:草刈雅之)

提供元: CONFIDENCE

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