黒沢明監督の映画『赤ひげ』(1965年)の原作でもある山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』を、NHKが連続ドラマ化。BSプレミアムの「BS時代劇」枠(毎週金曜 後8:00〜8:43)で11月3日から放送される。連ドラ版のタイトルは黒澤監督にならって『赤ひげ』(全8回)に決まった。 江戸、小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師「赤ひげ」と青年医師との交流、そして貧しい患者や市井の人たちの姿を描く不朽の名作を新たなキャストで映像化。映画版で三船敏郎が演じた新出去定(にいできょじょう)、通称「赤ひげ」を演じるのは、船越英一郎。同・加山雄三が演じた青年、保本登(やすもとのぼる)には中村蒼が起用された。