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アメコミの老舗DC、マーベルにない強みでブランド認知拡大目指す

 「スーパーマン」や「バットマン」「ワンダーウーマン」などのアメリカンコミックの「DCコミックス」を傘下に持つ「DCエンターテイメント」(DCE)のダイアン・ネルソン社長、発行人のジム・リー氏が来日し、2日に都内で各種メディアやビジネスパートナーなどを集めてプレゼンテーションを行った。

(左から)高橋雅美ワーナー・ブラザースジャパン合同会社社長兼日本代表、ダイアン・ネルソンDCエンターテイメント社長(ワーナー・ブラザースコンシューマープロダクツ社長)、ジム・リー(DCエンターテイメント発行人) (C)ORICON NewS inc.

(左から)高橋雅美ワーナー・ブラザースジャパン合同会社社長兼日本代表、ダイアン・ネルソンDCエンターテイメント社長(ワーナー・ブラザースコンシューマープロダクツ社長)、ジム・リー(DCエンターテイメント発行人) (C)ORICON NewS inc.

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 1934年に設立され、80年以上の歴史を持つ老舗といえども、継続的な発展のためには若い層や女性たちにもブランド認知を広げることは大きな課題。ネルソン社長は、アメコミの映画化ではライバル「マーベル」が先んじていることを認めつつ、今年公開の映画『ワンダーウーマン』(8月25日公開)、『ジャスティス・リーグ』(11月18日公開)を挙げて「この2つの映画とともに大きく飛躍したい」と力強く呼びかけた。

 ネルソン社長は映画『ハリー・ポッター』シリーズのはじまりから関わり、アトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」なども管理する超やり手。「魅力的なDCキャラクターはたくさんいるのに、スーパーマンやバットマンのように誰もが知っているキャラクター以外はまだまだ弱い」という現状を成長の余地があるととらえ、「有名なキャラクターを生かしつつ、テレビドラマシリーズや『スーサイドスクワッド』のような映画に、さまざまなキャラクターを登場させ、認知度を高めていく」と戦略を語った。また、ほかにはない「DC」の強みとして、「ワンダーウーマン、ハーレクイン、スーパーガールなどの女性のスーパーヒーローと、バットマンの宿敵ジョーカーのようなヴィランにも、魅力的なキャラクターがそろっている」と、ポテンシャルをアピールしていた。

 一方、リー氏は2010年にDCEの発行人に就任して以来、毎月発売するスーパーヒーローのコミック本でバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンなどの衣装デザインを現代風に刷新するなど、「DC:リバース」と名付けて、さまざまな作品のリニューアル企画などを推進してきた。その成果として、「女性の読者層が増えてきました」と報告し、映画『ワンダーウーマン』がその気運をさらに高めるものとして期待を寄せている。「コミックビジネスも変わってきている。少年や成人男性だけなく、女性を中心に初心者を取り込むことが必要です」と話していた。

 この日のプレゼンテーションでは、日本の秋田書店が発行する月刊漫画誌『チャンピオンRED』に、夏頃からDCキャラクターが登場する漫画が連載されることも発表された。作画は『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(原作:車田正美)などの手代木史織が務める。

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