2018年にNHKで放送される大河ドラマ『西郷(せご)どん』の主演が、俳優の鈴木亮平に決まった。明治維新からちょうど150年という節目の年に、その立役者の一人、西郷隆盛の生涯を描く。原作は、『不機嫌な果実』などの恋愛小説や赤裸々なエッセーなどで人気の作家・林真理子氏。脚本は『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や連続テレビ小説『花子とアン』などを執筆した中園ミホ氏が手掛ける。その中園氏が鈴木に「いつでも脱げるように鍛えておいて」とさっそくリクエストしていたことを林氏が暴露した。 2日に同局で行われた主演発表会見に、鈴木、林氏、中園氏の3人が顔をそろえた。「鍛えておいて」と話しかけた真意について中園氏は「いやいや、裸体が見たいわけではなく、アクションシーンがあるのでお楽しみに」と含み笑い。鈴木は「アクションシーンがあるとは、初めて聞きました」と驚いて見せながらもうれしそうに「西郷さんって、こういう人だったんじゃないか、と視聴者の皆さんに納得していただけるように、内面も外見も表現していきたい」と“肉体改造”も辞さない覚悟をのぞかせていた。
2016/11/02