女優の石原さとみが5日、東京・渋谷のNHKで『ドラマ 戦艦武蔵』の試写会に出席した。昨年3月に海底で発見された戦艦武蔵の元乗組員と遺族の魂の交流を描いた人間ドラマ。戦艦武蔵の元乗組員だった祖父がどのような最期を遂げたのかを知りたいと思い、祖父の戦友を訪ねて四国へ旅に出る28歳の介護職員・真中麻有を演じた石原は、会見中も繰り返し「胸が苦しくなった」といい、「知らなかったことを、知れたことが大きい。若い世代にも観ていただいていろいろ感じてもらえたら」とメッセージを送った。 小学生の頃に祖父母を亡くしたという石原は、このドラマへの出演をきっかけに、祖父母の話を母から聞く機会が持てたと明かし「いままで話せなかったことも母が話してくれました」と、家族で話し合うきっかけになったいう。
2016/08/05