『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明氏(56)が19日、都内で行われた映画『シン・ゴジラ』(29日公開)完成報告会見に出席。全4部作とされる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の4作目『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作が遅れている現状について「エヴァンゲリオンのファンの方には、本当に本当にお待たせしております。本当にすいません」と謝罪した。 『エヴァンゲリオン新劇場版』は「序」が2007年、「破」が09年、「Q」が12年に公開されたが、「シン」の詳細は何も決まっていない。庵野氏は「エヴァンゲリオンは僕自身の魂としか言いようがない。自分を削り取っていく作品だ」といい、「僕は一試合完全燃焼で、次のことを考えないで作品を作る。立ち上がるところから作るのを、これまで3回もやってしまって『Q』の後、もう作れないかと思った」と回想。
2016/07/19