『ハレンチ学園』『マジンガーZ』『キューティーハニー』などで知られる漫画家の永井豪氏が『第25回 日本映画批評家大賞』アニメ部門のダイヤモンド賞を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
石ノ森章太郎氏のアシスタントを経てデビューした永井氏は、現存する四大週刊少年誌(『少年ジャンプ』『少年マガジン』『少年サンデー』『少年チャンピオン』)に加え、既に休刊した『週刊ぼくらマガジン』『週刊少年キング』『週刊少年宝島』の全てに連載経験を持つ唯一の漫画家。この日、授賞式内のトークショーにも出席し、制作の裏側について語った。
ヒットした『マジンガーZ』は当初、編集部から「ロボットはダメ」と1度連載を断られたといい、「当時『ハレンチ学園』のイメージが強くて、連載してくれるなら『ハレンチ学園』のようなハレンチものをしてくださいと言われた」と苦笑しながら回想。さらに『デビルマン』も1度断られており、「ギャグ漫画のイメージが強くて、ストーリー漫画の信頼がなかった。マネージャーが企画を断られてすごすごと帰ってきた後、自分一人で編集部に行って、編集長と話し、なんとか連載になった」と明かした。
また永井氏は、ペンが早かったという“師匠”石ノ森氏に似たのか自身も描くのは早かったといい、「締め切りを落としたことは、高熱がでた時に1回ありますが、それ以外はないです」ときっぱり。「自分だけの仕事だけでなく。アシスタントに仕事を渡さないといけないですから、それを考慮するのは大変でしたね」と激動だった週刊連載の苦労を振り返った。
■第25回日本映画批評家大賞 アニメ部門受賞者・作品一覧
新人声優賞:渕上舞(『ガールズ&パンツァー 劇場版』)、水瀬いのり(『心が叫びたがってるんだ。』)
最優秀声優賞:小桜エツコ(『妖怪ウォッチ』)、中尾隆聖(『ドラゴンボールZ 復活の「F」』)
サンクチュアリ作品賞:『ガールズ&パンツァー 劇場版』
ファミリー作品賞:『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』
監督賞:橋本昌和(『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』)
作品賞:『バケモノの子』
功労賞:友永和秀、内田健二、渡辺宙明
ダイヤモンド大賞:永井豪
石ノ森章太郎氏のアシスタントを経てデビューした永井氏は、現存する四大週刊少年誌(『少年ジャンプ』『少年マガジン』『少年サンデー』『少年チャンピオン』)に加え、既に休刊した『週刊ぼくらマガジン』『週刊少年キング』『週刊少年宝島』の全てに連載経験を持つ唯一の漫画家。この日、授賞式内のトークショーにも出席し、制作の裏側について語った。
ヒットした『マジンガーZ』は当初、編集部から「ロボットはダメ」と1度連載を断られたといい、「当時『ハレンチ学園』のイメージが強くて、連載してくれるなら『ハレンチ学園』のようなハレンチものをしてくださいと言われた」と苦笑しながら回想。さらに『デビルマン』も1度断られており、「ギャグ漫画のイメージが強くて、ストーリー漫画の信頼がなかった。マネージャーが企画を断られてすごすごと帰ってきた後、自分一人で編集部に行って、編集長と話し、なんとか連載になった」と明かした。
また永井氏は、ペンが早かったという“師匠”石ノ森氏に似たのか自身も描くのは早かったといい、「締め切りを落としたことは、高熱がでた時に1回ありますが、それ以外はないです」ときっぱり。「自分だけの仕事だけでなく。アシスタントに仕事を渡さないといけないですから、それを考慮するのは大変でしたね」と激動だった週刊連載の苦労を振り返った。
■第25回日本映画批評家大賞 アニメ部門受賞者・作品一覧
新人声優賞:渕上舞(『ガールズ&パンツァー 劇場版』)、水瀬いのり(『心が叫びたがってるんだ。』)
最優秀声優賞:小桜エツコ(『妖怪ウォッチ』)、中尾隆聖(『ドラゴンボールZ 復活の「F」』)
サンクチュアリ作品賞:『ガールズ&パンツァー 劇場版』
ファミリー作品賞:『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』
監督賞:橋本昌和(『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』)
作品賞:『バケモノの子』
功労賞:友永和秀、内田健二、渡辺宙明
ダイヤモンド大賞:永井豪
2016/05/25