俳優の阿部サダヲ、瑛太が28日、都内で行われた映画『殿、利息でござる!』(5月14日)公開直前トークイベントに出席。同作で俳優デビューを飾ったフィギュアスケートの羽生結弦選手の演技について、阿部は「ナチュラルだった。アスリートの演技ではなく、役者さんの演技でびっくり」と絶賛し、瑛太も「本当にキラキラ光っていた。美しくてびっくりした」と共演を振り返った。 原作は、作家・磯田道史氏の『無私の日本人』での一編「穀田屋十三郎」。江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がった住人たちの姿を描いている。羽生は“殿”仙台藩藩主・伊達重村(だて・しげむら)で俳優デビューを飾っている。
2016/04/28