俳優の勝地涼が18日、松山・道後温泉本館で自身が主演するNHKの地域ドラマ『“くたばれ”坊っちゃん』のクランクアップを報告した。同作は夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する人物たちの“孫”が登場する現代劇。坊っちゃんに成敗された赤シャツの孫・矢崎純平を演じる勝地は「せりふの中にあった、『全部捨てていけ、また立ち上がってはい上がって、それが人間だろ』という言葉を、僕も役作りに生かそうと思いました」と感無量な様子だった。
ほかの出演者もそれぞれ感想を語った。謎の老人を演じる山崎努は「このドラマに出演した理由は2つあります。1つは地域ドラマというのに興味があったことです。昔は、映画は撮影所に入らなければ作ることができなかった。演劇も大きな劇団に入らなければやることができなかった。今は個人の能力でどんどん作っていくことができる時代です。ですから、テレビも中央の制作ばかりではなくて、地域から発信していくドラマというのもどんどん作られていくべきだと思うし、そういったことで関心がありました。もう1つは、非常に脚本が良かったということです。本当に、めったにない出来の脚本で、びっくりしました」と充実した表情を見せていた。
道後商店街のマドンナ・高砂ゆかり役の瀧本美織は「松山は本当に穏やかで過ごしやすかったです。きっと松山の人たちも、穏やかな中にも一本芯が通ったところがあるんだろうと思って、自分の役にもそれを反映できたらいいなという思いで演じました」。
純平の中学時代の同級生・轟宗太を演じる遠藤要は「僕は普段は悪役などが多かったりするんですが、この脚本では役作りをしていなくて、自然なまま演じることができた」とアピール。地元の出演者として、愛媛県のアイドルグループ・ひめキュンフルーツ缶との共演が印象深かったようで「ものすごく地元に愛されているアイドルだなって思った」と話していた。
同ドラマは、NHK・BSプレミアムで6月22日(後10:00〜10:59)に放送。
ほかの出演者もそれぞれ感想を語った。謎の老人を演じる山崎努は「このドラマに出演した理由は2つあります。1つは地域ドラマというのに興味があったことです。昔は、映画は撮影所に入らなければ作ることができなかった。演劇も大きな劇団に入らなければやることができなかった。今は個人の能力でどんどん作っていくことができる時代です。ですから、テレビも中央の制作ばかりではなくて、地域から発信していくドラマというのもどんどん作られていくべきだと思うし、そういったことで関心がありました。もう1つは、非常に脚本が良かったということです。本当に、めったにない出来の脚本で、びっくりしました」と充実した表情を見せていた。
道後商店街のマドンナ・高砂ゆかり役の瀧本美織は「松山は本当に穏やかで過ごしやすかったです。きっと松山の人たちも、穏やかな中にも一本芯が通ったところがあるんだろうと思って、自分の役にもそれを反映できたらいいなという思いで演じました」。
純平の中学時代の同級生・轟宗太を演じる遠藤要は「僕は普段は悪役などが多かったりするんですが、この脚本では役作りをしていなくて、自然なまま演じることができた」とアピール。地元の出演者として、愛媛県のアイドルグループ・ひめキュンフルーツ缶との共演が印象深かったようで「ものすごく地元に愛されているアイドルだなって思った」と話していた。
同ドラマは、NHK・BSプレミアムで6月22日(後10:00〜10:59)に放送。
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2016/04/19