原宿に新潟・村上市が現れる? 村上市の食や風景で堪能できるカフェが登場

　新潟県村上市が1日、東京・原宿で『新潟村上カフェ』オープニングレセプションを行った。同カフェでは、村上市の名産である塩引き鮭や村上牛などの食や、村上市の瀬波温泉のお湯を使った足湯に入ることができ、村上市の魅力を食や風景で堪能できる。

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　新潟県の最北端に位置する村上市には、たくさんの鮭が踊る三面川（みおもてがわ）が流れており、収穫した鮭を軒先に並べ保存食とした“塩引き鮭”が名産となっている。鮭が軒先に並ぶ風景は圧巻で、“塩引き街道”と呼ばれている。

　カフェではその塩引き鮭をトッピングにした「塩引き鮭のラーメン」や“一味違った黒毛和牛”といわれる村上牛を使った「村上牛のおにぎり」、『村上うめえもん大使』の奥田政行氏が考案したレシピを元にしたスペシャルメニュー「塩引き鮭のカリカリ焼き　アーリオ・オリオ・ペペロンチーノソース」を提供。村上市の地酒にピッタリなメニューで村上市の食を堪能することができる。

　入り口は“塩引き街道”をイメージして塩引き鮭が飾られており、原宿で村上市の雰囲気を感じることができる。また、土曜日限定で体験できる足湯は村上市の瀬波温泉を新潟から運んだこだわりのコーナーとなっている。

　村上市長の高橋邦芳氏は「和の気持ち（田舎）、純朴・素朴なものに接してもらう機会をお届けして、村上市の風土の中で作り上げられた食・おもてなしを体験してもらいたい。若者でにぎわう街なので、どういう風な感覚で受け止められるのか不安でもありますが期待も大きく持っております」とカフェに対する思いを語った。

　『新潟村上カフェ』は10月1日から31日まで開催され、毎週土曜日は「瀬波温泉」足湯コーナーに加え、 来店した“村上さん”先着50名には村上紅茶をプレゼントする企画を開催する。