俳優の妻夫木聡が20日、都内で行われた映画『バンクーバーの朝日』の初日舞台あいさつに出席。1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成し、奮闘する姿を描いた同作。劇中で野球チームのキャプテンとして熱い演技をみせた妻夫木は、大勢の観客を前に“男泣き”した。 どんな苦境にも負けない主人公を演じきり、妻夫木は「希望を少しでも与えられればいいなと思って撮影しました」と思いを吐露。「いろんな選択肢があるけど、目の前のことから逃げないでください。一個のことに一生懸命の人は本当にかっこいいです」とメッセージを伝えると感極まり、「すいません…」と涙声で謝罪。共演のKAT-TUN亀梨和也らが肩を叩いて、フォローするも涙は止まらなかった。
2014/12/20