落語家の枠を越え、芸能界を引っかき回し、政治家までやって世の中をあっと驚かせ、2011年11月21日にこの世を去った立川談志師匠。そんな生前の師匠の人となりを弟子の目線で描いた落語家・立川談春の自叙伝『赤めだか』(扶桑社)が、来年度、TBS系で大型スペシャルドラマとして映像化されることが20日、わかった。 ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』での悪役ぶりも記憶に新しい談春。今やチケットの入手が最も困難と言われる人気落語家の一人だ。談春は「談志師匠という“親”が亡くなって、初めて弟子という自分の子供のことを考えるようになりましたし、自分が生かされている落語界というものを考えるようになりました」という。
2014/11/21