俳優の村上淳（41）と長男で俳優の村上虹郎（17）が7月31日、都内で映画『2つ目の窓』のトークショーで、公の場では初となる親子対談を行った。

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　俳優デビュー作で初主演を果たした虹郎は、「昨年この作品を撮るまでの16年間は、波瀾万丈で本当にいろいろあった。母にいろんなことをさせてもらったけれど、続けられなくて後悔することもあった」と回顧。「でも、今回映画をやるって初めて自分で大きな決断をした。その時に自分の窓も開いたと思う」とタイトルにかけて決意を語ると、淳は無言ながらも息子に大きな拍手を送っていた。

　劇中でも、離婚後に離れて暮らす父子を演じた二人。虹郎から、母親との出会いや離婚した理由を問われるシーンもあり、淳は「UAさんも初日に観に来てくれたけれど、実際に20年前よくインタビューで話していたことを言っています。あんなに使われるとは思わなかった」と告白していた。

　同作は、奄美大島に暮らす16歳の少年少女と周囲の大人たちの姿を通じて、自然と人間との共存や命について描かれる。