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星野源、『ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞を受賞

 病気療養のため活動休止中のシンガー・ソングライターで俳優の星野源(32)が『第35回ヨコハマ映画祭』の最優秀新人賞を受賞したことが7日、わかった。先月発表された『第5回TAMA映画賞』の最優秀新進男優賞に続ての栄冠。

『第35回ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞を受賞した星野源

『第35回ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞を受賞した星野源

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 同映画祭は、企画・運営のすべてを映画を愛するファンの手によって行う、“日本映画のおまつり”。映画評論家やジャーナリスト、映画ファンの選考委員により、個性的な「ヨコハマ」だけのベストテンと各賞が選出された。表彰式は来年2月2日に横浜・関内ホールされる。

 星野は今年、初主演映画『箱入り息子の恋』(市井昌秀監督)、『地獄でなぜ悪い』(園子温監督)に出演。アニメ映画『聖☆おにいさん』ではブッダ役の声優を務め、『聖☆おにいさん』『地獄でなぜ悪い』、前田敦子主演の映画『もらとりあむタマ子』(山下敦弘監督)では主題歌を担当した。

 星野は昨年12月にくも膜下出血で手術を受け、今年2月末に一度は復帰したものの、再発防止のため6月末から再び休養し、再手術も受けていた。活動休止のため延期となっていた初の武道館公演『STRANGER IN BUDOKAN』の振替公演が来年2月6日に開催されることが発表されている。

 『第35回ヨコハマ映画祭』の作品賞は、白石和彌監督の『凶悪』が受賞。監督賞には『ペコロスの母に会いに行く』の森崎東監督、森田芳光メモリアル新人監督賞には『凶悪』の白石監督と『チチを撮りに』の中野量太監督が選ばれた。脚本賞は是枝裕和(『そして父になる』)、撮影賞は浜田毅(『ペコロスの母に会いに行く』)、音楽賞は安川午朗(『凶悪』『フィギュアなあなた』『甘い鞭』『人類資金』ほか)に贈られる。

 主演男優賞は福山雅治(『そして父になる』『真夏の方程式』)、主演女優賞は真木よう子(『さよなら渓谷』)、助演男優賞はリリー・フランキー(『凶悪』『そして父になる』)、助演女優賞は二階堂ふみ(『地獄でなぜ悪い』『四十九日のレシピ』『脳男』)と渡辺真起子(『チチを撮りに』『だいじょうぶ3組』ほか)、最優秀新人賞は星野と三吉彩花(『旅立ちの島唄〜十五の春〜』『グッモーエビアン!』)、黒木華(『舟を編む』『草原の椅子』『シャニダールの花』ほか)。

 ベストテンは以下のとおり。

第1位 『凶悪』白石和彌監督
第2位 『舟を編む』石井裕也監督
第3位 『ペコロスの母に会いに行く』森ア東監督
第4位 『そして父になる』是枝裕和監督
第5位 『横道世之介』沖田修一監督
第6位 『さよなら渓谷』大森立嗣監督
第7位 『地獄でなぜ悪い』園子温監督
第8位 『許されざる者』李相日監督
第9位 『共喰い』青山真治監督
第10位 『チチを撮りに』中野量太監督
次点 『シネマ☆インパクト 恋の渦』大根仁監督

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