歌手の石井竜也が2日、東京・上野の東京藝術大学奏楽堂で行われた映画『天心』完成披露記者会見に出席した。
今年で生誕150年、没後100年を迎えた明治時代の芸術家・岡倉天心の一生を描いた同作。天心が半生を過ごしたという北茨城市出身の石井は、亡き父親から「ここはただの港町じゃないんだぞ。ここから文化が花開いて守られたんだ」と教わったと明かし、感慨深げ。天心が思索にふけったと言われている同市・五浦海岸の六角堂は、東日本大震災による津波で流失しており、「あの場所はふるさとの中でも心臓の部分。津波で土台しかなくなった時には大泣きしました」としみじみと振り返った。
主題歌「亜細亜の空」を担当した石井は、同作を鑑賞し「親父を思い出しましたし、僕のふるさとはすごい場所なんだ」と感激。「今は港もごちゃごちゃになっちゃって、火が消えたようになってしまったふるさとを持つ自分としては、そうそうたる役者さんたちがそこで天心の物語をつづっているのは涙が出るほどうれしかった」と想いを馳せた。
天心役を演じた俳優・竹中直人は「しびれることが多すぎて、魅力的で相当エネルギッシュに生きた人。50年という生涯を一気に駆け抜けちゃったんだろうな」と役柄の印象を語り「演じるたびにヘロヘロになっていました」と苦笑していた。
会見にはそのほか、俳優の平山浩行、松村克弥監督も登壇。同作は、10月5日より茨城県で先行上映され、順次全国で公開予定。
⇒⇒ 石井竜也のチケット発売情報/ファンクラブ情報
今年で生誕150年、没後100年を迎えた明治時代の芸術家・岡倉天心の一生を描いた同作。天心が半生を過ごしたという北茨城市出身の石井は、亡き父親から「ここはただの港町じゃないんだぞ。ここから文化が花開いて守られたんだ」と教わったと明かし、感慨深げ。天心が思索にふけったと言われている同市・五浦海岸の六角堂は、東日本大震災による津波で流失しており、「あの場所はふるさとの中でも心臓の部分。津波で土台しかなくなった時には大泣きしました」としみじみと振り返った。
主題歌「亜細亜の空」を担当した石井は、同作を鑑賞し「親父を思い出しましたし、僕のふるさとはすごい場所なんだ」と感激。「今は港もごちゃごちゃになっちゃって、火が消えたようになってしまったふるさとを持つ自分としては、そうそうたる役者さんたちがそこで天心の物語をつづっているのは涙が出るほどうれしかった」と想いを馳せた。
天心役を演じた俳優・竹中直人は「しびれることが多すぎて、魅力的で相当エネルギッシュに生きた人。50年という生涯を一気に駆け抜けちゃったんだろうな」と役柄の印象を語り「演じるたびにヘロヘロになっていました」と苦笑していた。
会見にはそのほか、俳優の平山浩行、松村克弥監督も登壇。同作は、10月5日より茨城県で先行上映され、順次全国で公開予定。
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2013/09/02