舞台を中心に活躍する女優・藤山直美(54)が、フジテレビ系スペシャルドラマ『鬼女』(6月放送予定)で、男性連続不審死事件の容疑をかけられた結婚詐欺師を演じることがわかった。テレビドラマ出演は約3年ぶりで、同局のドラマは初出演。法廷で「ブス」とののしられても動じない、「鬼のような女」と呼ばれる容疑者を演じ切った。 藤山演じる三崎真由美は、若くもなく、決して美人とは言えないその容姿とは裏腹に、次々と男をだまし、多額の保険金を掛けて不審死させた容疑をかけられる結婚詐欺師。ドラマは、裁判を通して、なかなか本性を現さない真由美と、事件の真相を追うフリーライターの野元千明(夏川結衣)、そして真由美の事件の真相を暴こうとする検事・岡部貴子(田中美佐子)の3人の女性の姿を通して、人間の業の深さを描き出す。
2013/05/07