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高梨臨、4人の監督に感謝「役者としても勉強になった」

 女優の高梨臨が19日、都内でWOWOW・円谷プロダクション共同製作ドラマ『ネオ・ウルトラQ』のトークイベントに出席した。同ドラマは、1966年に放送された伝説的な特撮ドラマ『ウルトラQ』の“セカンドシーズン”として製作。新たに12話を石井岳龍、中井庸友、入江悠、田口清隆の4人で3話ずつ監督し、それぞれから個性的な演出を受けた高梨は「一つの役に対して、いろんなところからのアプローチが試せた。役者としてもすごく勉強になった」と収穫を語った。

高梨臨 (C)ORICON DD inc.

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 高梨はトラベルカルチャー誌のライター・渡瀬絵美子役で、宇宙人や怪獣といった人知を超えた“力”に、好奇心と行動力で向き合っていく役どころ。「監督の色に染まろう」と覚悟を決めて撮影に入ったという。「入江監督が演出した絵美子は怪獣に対して熱く向き合うけど、石井監督の絵美子はそれほどでもなかったり。4人の監督それぞれにキャラクターの立ち位置に対する考え方に違いがあって、面白いと思いました。完成品も観ても別の作品じゃないかと思うくらい違う、貴重なうれしい体験でした」と振り返った。

 スーパー戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)のシンケンピンク・白石茉子役を1年間演じたこともあり「怪獣には慣れている」と笑顔。同作に登場する怪獣たちにも愛着を感じている様子で、「かわいいなって思ってしまう。中でも、第8話『思い出は惑星(ほし)を越えて』(3月2日放送)に登場する宇宙人のハタ・ギ・ノールが大好き。とにかく面白いのでぜひ観てください」と呼びかけた。

 この日は、23日放送の第7話『鉄の貝』の試写が行われ、担当した入江監督もイベントに出席。「高梨さんは毅然として、お芝居に品がある。『ネオ・Q』の中でもさわやかな気持ちになる」と絶賛し、「第11話『アルゴス・デモクラシー』(3月23日放送)が僕の中での女優・高梨臨の代表作だと思っている。監督のエゴとして、ほかの監督よりも女優のいい表情を撮りたいと思うものですが、その意味でも『アルゴス』は残るんじゃないかな」と太鼓判を押していた。

 『ネオ・ウルトラQ』はWOWOWプライムで毎週土曜午後9時より放送中。

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  • 高梨臨 (C)ORICON DD inc.
  • (左から)「鉄の貝」に登場する巨大な巻貝ガストロポッド、入江悠、高梨臨 (C)ORICON DD inc.
  • WOWOW・円谷プロダクション共同製作ドラマ『ネオ・ウルトラQ』のトークイベントに出席した高梨臨 (C)ORICON DD inc.
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