ロックバンド・Dragon AshのボーカルKjこと降谷建志が、来年のNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演することが19日、発表された。降谷は父・古谷一行と共演した映画『手紙』以来、10年ぶりの俳優活動で大河ドラマ初出演。幕末、戊辰戦争で新選組を率いて会津戦争に参加した三番隊組長・斎藤一役を演じる。スケジュールの都合で会見は欠席したが、制作統括の内藤愼介プロデューサーは「もともと時代劇が好きということで、新しいフィールドでやってみたいと言ってくれた」と起用に至った経緯を説明した。 内藤プロデューサーは、直接、降谷に会って出演について話し合ったといい、「とてもシャイで、べらべらと思っていることをしゃべるタイプの方ではなかったが、普段だったらやらないけど、今回は東北が舞台になっていることもあって、何か思うところがあったのかもしれない」と、推察した。
2012/07/19