女優の宮崎あおい、樹木希林らが19日、都内で行われた映画『わが母の記』の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇した。宮崎は、初共演となった樹木との撮影を振り返り「現場で見ていても、身体のサイズが変わるんです。おばあちゃんを演じるときは本当に体がちっちゃくなってお顔も変わる。そばで見られてすごくいい経験ができました」と、並外れた演技力に驚きの表情。一方の樹木は「“かわいい母”役をやらせてもらいました。どれだけ憎らしいか、ぜひご覧ください」とご機嫌にあいさつした。
同作は、昭和の文豪・井上靖が昭和39年〜49年にかけて発表した自伝的小説『わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜』を映画化。幼少の頃に離れて暮らしていたことから「捨てられた」という思いを抱いてきた伊上洪作(役所広司)が妻や子供、姉妹たちに支えられ、老いて記憶をなくしていく母・八重(樹木)と向き合い、母と子、家族の愛の絆を描く。
役所は「刺激的でかわいい母と、出来のいいかわいい娘たち3人に囲まれてとても幸せな撮影を過ごすことができた」と語り、10年以上ぶりに共演した宮崎からも「あの頃は子供でわからない部分がいっぱいあったけど、改めて色っぽい方なんだなって思いました」とべた褒めされニンマリ。老女の15年にわたる日々を見事に演じてみせた樹木は「同世代の女優が、おばあさん役をやりたがらないから全部まわってきちゃうだけ。役づくり? 鉄の女のサッチャーに負けないようにね」と笑わせていた。
舞台あいさつにはほかに、ミムラ、菊池亜希子、原田眞人監督が登壇。映画『わが母の記』は4月28日(土)より全国で公開。
同作は、昭和の文豪・井上靖が昭和39年〜49年にかけて発表した自伝的小説『わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜』を映画化。幼少の頃に離れて暮らしていたことから「捨てられた」という思いを抱いてきた伊上洪作(役所広司)が妻や子供、姉妹たちに支えられ、老いて記憶をなくしていく母・八重(樹木)と向き合い、母と子、家族の愛の絆を描く。
役所は「刺激的でかわいい母と、出来のいいかわいい娘たち3人に囲まれてとても幸せな撮影を過ごすことができた」と語り、10年以上ぶりに共演した宮崎からも「あの頃は子供でわからない部分がいっぱいあったけど、改めて色っぽい方なんだなって思いました」とべた褒めされニンマリ。老女の15年にわたる日々を見事に演じてみせた樹木は「同世代の女優が、おばあさん役をやりたがらないから全部まわってきちゃうだけ。役づくり? 鉄の女のサッチャーに負けないようにね」と笑わせていた。
舞台あいさつにはほかに、ミムラ、菊池亜希子、原田眞人監督が登壇。映画『わが母の記』は4月28日(土)より全国で公開。
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2012/03/19