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- 松村沙友理が行く奈良・飛鳥の旅、古代の愛され女子「額田王」に導かれ…“あざとポイント”探しに出発♪
キトラ古墳で星に魅了され…、ガラス玉&鏡づくりにも挑戦!
続いて、キトラ古墳壁画体験館へ。四神(玄武、白虎、青竜、朱雀)の壁画が有名なキトラ古墳。展示室には四神が描かれた石室の再現のほか、天井には天文図も。館内スタッフから「星は時間や季節を読むために重要だった」と説明を受けると、「昔は星もすごくキレイに見えていたんでしょうね。大事にしていたんだろうな〜」としみじみ。天文図を見上げる古代衣装のさゆりんごは、まるで天女のよう…。撮影スポットとしてもオススメだ。 施設内にある体験室では、ガラス玉作りと海獣葡萄鏡作りに挑戦。洋服に着替え、ゴーグル&エプロンを装着して気合十分! ガラス棒をバーナーで炙って丸くしていくのだが、「ほっ! ほっっ!!」と謎の掛け声とポーズで奮闘。さっきまでのしっとりした雰囲気とは真逆のギャップを見せるあたり、さすが令和のあざと女子! 続く海獣葡萄鏡作りでは、真剣な表情でスズを鋳型に入れて成型し、磨いて鏡状に。「めっちゃ映っててビックリ! 額田王もこれでオシャレしたりしてたのかな。作っていると集中できて、タイムスリップした気分になれそう♪」。
【キトラ古墳壁画体験館「四神の館」】近鉄壺阪山駅から徒歩12分、近鉄飛鳥駅から徒歩22分。奈良県高市郡明日香村阿部山67(国営飛鳥歴史公園内) 開館時間9:30-17:00(12月〜2月は9:30-16:30まで) 年末年始、4・7・11・2月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)は休館 ※キトラ古墳壁画保存管理施設(1階)は、毎週水曜日閉室 <入場料>無料 <体験プログラム>ガラス玉づくり 600円/名 ※団体(10−20名)・平日のみ・事前申込(問合せ:飛鳥管理センター0744-54-2441)/海獣葡萄鏡づくり 大人1,500円/名 小人600円/名 ※土日祝日・事前申込(じゃらんネット) ランチは「古代米御膳」&「あすかルビー」を堪能
ランチに立ち寄ったのは、石舞台古墳に隣接した農村レストラン・夢市茶屋。木の温もりを感じさせる店内で注文したのは「古代米御膳」と「いちご でか!! プチパフェ」だ。「実は古代米に注目していたんですよ。ポリフェノールの一種アントシアニン、ミネラル、食物繊維も豊富だと聞いていたので、美容にも身体にもオススメできそうですよね」と、さすがの知識を披露。うれしそうにパクパク食べ進み、「土地のお野菜もおいしかったし、パフェにのってたいちご、“あすかルビー”も大粒で香りも強くておいしい!」。
※パフェは季節によって内容が変わります そんな古代米を食べていたからなのか、額田王は当時としては長寿だったとか。60歳のときには若い皇子に<古に/恋ふらむ鳥は霍公鳥/けだしや鳴きし我が思へるごと(意訳:私と同じように、昔を恋しく思うほととぎすは鳴いたのでしょう>という歌を贈っている。「いつまでも元気で女子ゴコロを忘れなかったんですね…、私も見習いたい!」。
食後は、1階のお土産ショップで採れたて野菜や古代米、お菓子に興味津々。デザートに食べた“あすかルビー”を発見し、可愛くポーズ♪ 【夢市茶屋】石舞台古墳西隣、奈良県高市郡明日香村島庄154-3 営業時間 1F夢市10:00-16:00、2F夢市茶屋11:00-16:00(土日祝は17:00まで) 年中無休(年末年始を除く) 石舞台古墳は迫力満点! 桜の季節もオススメ


春の石舞台古墳
次に訪れたのは石舞台古墳。額田王の時代よりさらに前の時代の古墳で、蘇我馬子の墓という説が有力。大きな石が積まれた古墳の迫力に、さゆりんごも圧倒された様子。「高松塚古墳やキトラ古墳は、ぽこっとした丸いかわいらしい感じもあったのに、ここはドーンって力強さがありますね。石室の中はひんやりしていて、ちょっと怖さもあるような、当時の思いも残っているような気がしました」。さらに、「こういう場所って、少しでも歴史を知った上で行くと、また別の面白さがありますね!」とのこと。飛鳥を旅するにあたって少し調べてきたということで、より石舞台古墳の雰囲気に浸れたよう。
石舞台の周りにはたくさんの桜の木があり、満開になるととても綺麗なのだそう。「そんな季節にも来てみたいな〜」と言うさゆりんごは、最後に石舞台古墳でも御朱印をゲット。 【石舞台古墳】バス停「石舞台」から徒歩3分。奈良県高市郡明日香村島庄133(国営飛鳥歴史公園内)入場時間9:00-17:00(受付は16:45まで) 年中無休 <入場料>一般300円(250円) 高校生〜小学生100円(50円) ※()内は団体料金(30人以上)