ORICON NEWS
アメコミ屈指のヒットシリーズ「X-MEN」キャラクター紹介
「X-MEN」とは、異質な力を持って生まれたせいでこれまで人間たちから疎外されてきた“ミュータント”集団のこと。世界に居場所がないミュータントが多数いる一方、その強大な能力を使い人間を支配しようとするミュータントも現れ、人間との関係性は悪化。そんな中、正しい能力の使い方を学び、ミュータントに対する世界の偏見をなくすために戦い続けている。
これまでに実写映画化もされており、オリジナル3部作、その3部作の過去を描く新シリーズ3部作、ウルヴァリンに焦点を当てた3作品、「デッドプール」シリーズなど、計13作品。実写においても「X-MEN」シリーズは絶大な人気を誇っている。
今年7月26日には、「デッドプール」シリーズの新作『デッドプール&ウルヴァリン』の公開を控える。実写作品においても、「X-MEN」の登場が噂されており、例えば、映画『マーベルズ』(2023年)のエンドクレジット後のシーンで“あの人気キャラクター”がまさかの登場を果たしたり、ドラマシリーズ『ミズ・マーベル』では“ミュータント”を思わせる 「mutation=ミューテーション」という単語がミズ・マーベルに向けて発せられたり、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(22年)ではマルチバースが描かれる中で、パトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアが登場したり。『X-Men '97』や『デッドプール&ウルヴァリン』をきっかけに、今後彼らの姿を至る所で見ることができるかもしれない。
不死のミュータント ―― ウルヴァリン
アニメーションのウルヴァリンは黄色と青色を基調としたコスチュームが印象的で、バキバキに鍛え抜いた肉体で敵を翻ろうする。
実写映画では、ヒュー・ジャックマンが数十年間もの間、ウルヴァリン役を好演。「X-MEN」シリーズの1作目からほとんどの作品に登場し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『ウルヴァリン:SAMURAI』『LOGAN/ローガン』といった、彼が主人公の作品もある。「デッドプール」シリーズの新作『デッドプール&ウルヴァリン』(7月26日公開)にも登場する。
X-MEN のリーダー ―― サイクロップス
実写映画では、シリーズ1作目〜3作目のオリジナル3部作と、過去と未来が交錯する『X-MEN:フューチャー&パスト』ではジェームズ・マースデンが好演。それらの過去が描かれた『X-MEN:アポカリプス』『X-MEN:ダーク・フェニックス』ではタイ・シェリダンが演じている。
X-MEN のメディカルドクター ―― ビースト
実写映画では、本格的に登場したシリーズ3作目『X-MEN:ファイナル ディシジョン』では名優ケルシー・グラマーが、過去を描いた『X-MEN:アポカリプス』『X-MEN:ダーク・フェニックス』ではニコラス・ホルトがフレッシュに演じている。過去と未来が交錯する7作目『X-MEN:フューチャー&パスト』には両者が出演している。
天候を操るミュータント ―― ストーム
実写映画では、シリーズ1〜3作目のオリジナル3部作をハル・ベリーが、そして『XMEN:アポカリプス』と『X-MEN:ダーク・フェニックス』ではアレクサンドラ・シップがそれぞれ熱演。アニメーションと同じく明るい髪色でありつつも、ロング、ミディアム、ショートとさまざまな髪型を披露し、作品ごとに視聴者を楽しませた。
X-MEN創設者の右腕的存在―― ジーン・グレイ
実写映画では、シリーズ1作目〜3作目のオリジナル3部作と『X-MEN:フューチャー&パスト』ではファムケ・ヤンセンが、『X-MEN:アポカリプス』『X-MEN:ダーク・フェニックス』では、『ゲーム・オブ・スローンズ』でおなじみのソフィー・ターナーが演じている。
X-MENの最強ヴィラン―― マグニートー
実写映画では、シリーズ1作目〜3作目のオリジナル3部作と『X-MEN:フューチャー&パスト』では名優イアン・マッケランが、過去を描く新シリーズほかの作品では、マイケル・ファスベンダーが、深みのある悪役を演じている。