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EXILE TRIBE『EXILE TRIBEの可能性の広がりを――新しい世代の僕らで挑戦!』

三代目J Soul BrothersとGENERATIONSが、EXILE TRIBE名義でシングル「BURNING UP」を7月10日にリリース。登坂広臣、今市隆二、片寄涼太、数原龍友のボーカルチーム4人が、新曲やEXILE TRIBEへの想いを語ってくれた。

一緒に作品を発信できることは、お互いにとって絶対にプラスの効果が働く

――EXILEと三代目J Soul BrothersがEXILE TRIBE名義でリリースした「24karats TRIBE OF GOLD」を経て、今回EXILE TRIBE第2弾シングル「BURNING UP」がリリースされます。今作は、三代目J Soul BrothersとGENERATIONSのコラボレーション作品。EXILE TRIBE名義でふたつのグループが合体した意味合いを教えてください。
登坂広臣前作は、EXILEさんと三代目J Soul Brothersがコラボレーションし、EXILE TRIBE名義でリリースした初めての作品。EXILE TRIBEの未来へ向けた第一歩になった作品でした。そんな前作を経て今作では、EXILE TRIBEの持つ可能性をより広げるために、そしてさらにEXILE TRIBEの未来へ向けた一歩を踏み出すために、EXILEの信念や志を受け継いだ新しい世代の僕らが、EXILE TRIBE名義でコラボレーションさせていただきました。
今市隆二EXILE TRIBE名義で、しかもEXILEメンバー全員がいない初めての形で作品をリリースするということは、EXILE TRIBEの可能性の広がりを、さらに世の中の方々に提示できるのではないかと感じています。今作の形態は、EXILE TRIBE内であればどのようなコラボレーションがあってもいいという、その第一歩にあたると思いますし、今回そのような重大な機会を務めさせていただき、すごく責任を感じています。
登坂EXILEと三代目が合体するとEXILE TRIBEになり、三代目とGENERATIONSが合体しても、EXILE TRIBEになる……ということを世の中に提示することで、いつも応援してくださっているファンの方々にも“これからEXILE TRIBEではどのようなことが起きるんだろう”“どういうエンタテインメントが、これから見られるんだろう”って、ワクワクしていただけると思いますね。

――GENERATIONSは、今回EXILE TRIBE名義の作品に初参加となります。経験されてみて、いかがでしたか?
数原龍友やっぱり初めての経験でしたので、まったく想像がつかない部分もありました。僕らGENERATIONSはデビューしてまだ半年なんですけれど、その半年の活動をとおして学んできたことを活かし、試行錯誤しながらも、僕らが持っている色をしっかりとアピールできたのではないかと思っています。
片寄涼太三代目の皆さんが感じているEXILE TRIBEという名前の重みと、僕らが感じている重みには、やっぱりどうしても差があると思うんです。でも、今回一緒にやらせていただいたことで、EXILE TRIBEという名前が持つ重みを、より強く感じるキッカケになりました。あと、今市さんや登坂さんと一緒にレコーディングをさせていただいたんですけれど、おふたりのレコーディングを間近で見させていただいて、勉強になることばかりでした。GENERATIONSにとって、この先につながるいい経験になったと思います。

――さて、今作の「BURNING UP」は、三代目J Soul BrothersとGENERATIONSの持つ勢いが投影されたような楽曲になっていますよね。制作エピソードなどを教えていただけますか?
登坂GENERATIONSと一緒にシングルをリリースするうえでいちばん不安だったことは、“どういう楽曲にするんだろう”ということでした。
今市やっぱり、三代目とGENERATIONSでは、グループの持つ色がまったく違う。でも、そんな違う色を持つふたつのグループがひとつのグループとしてリリースするということで、楽曲に関してはものすごく慎重に考えました。
登坂彼らの色も出しつつ、僕らの色も出すことを考えると、やっぱりアップテンポの曲がいちばん合うと思ったんです。そこを踏まえたうえで制作していただいたんですが、上がってきたデモを聴いてすごく安心しました。僕ら1人ひとりの持つ特徴や個性が、すごく活きる仕上がりになっていて。
今市絶妙なバランスでお互いの色を出しつつも混ざり合っていて、すごくいい融合になっている。後半に、四声でハモって歌う部分があるんですけれど、新しい僕らの形をお見せできていると思います。そして歌詞は、まさに今の自分たちの心境が投影された歌詞。自分たちの燃え上がっているパワーを、そのまま感じていただけると思います。
登坂本当に、この4人でしか歌うことができない曲になっていると感じますね。
今市それに、もともと僕らは同じオーディションの出身者。ライバルだった者同士がこうして仲間になり、同じグループとして歌っている……。すごく夢があるなぁと思います。

――今、オーディションのお話がありましたが、今回一緒に作品をリリースするにあたり、片寄さんや数原さんとレコーディングをされてみて、どのように感じましたか?
今市オーディションのときと比べると、もちろんものすごく成長していますし、進化していると思います。決して、上から目線なわけではないんですけれど、まだデビューして半年なのに、きちんと“自分”を持っている姿を見て、単純にうれしくなっちゃいました……(笑)。
【3人】 あははははは(爆笑)。
片寄なんだか親心を感じました(笑)。
今市そう、ちょっと親心のような……(笑)。本当に決して偉そうな意味ではなくて、自然とそういう気持ちになったんですよね(笑)。それに、GENERATIONSは夢者修行ツアーなどを経て、デビューして半年間で目まぐるしいほどの経験をたくさんして、その都度学びがあったからこそ、今のGENERATIONSというものが形成されたんだな、と。今回コラボレーションをしてみて、僕らもすごく刺激を受けました。
登坂GENERATIONSの活動を見ていると、“もっと頑張らないと”って改めて気が引き締まる。だから、こうして一緒に作品を発信できることは、お互いにとって絶対にプラスの効果が働くと思います。

――片寄さんと数原さんは、今回の制作過程をとおし、今市さんや登坂さんから学んだことはどのようなことでしたか?
片寄ミュージックビデオ(MV)撮影のときに、14人の全体ショットのシーンがあったんですけれど、今市さんと登坂さんがセンターにいらっしゃって。そのおふたりの姿を見たときに、ボーカルがチームを引っ張っているような雰囲気がすごく出ていたんです。GENERATIONSの場合はどちらかというと、パフォーマーが前に出ているイメージ。僕らヴォーカルがチームを引っ張っていけるように、もっともっと成長しなければいけないなぁと感じました。
数原楽曲に対して取り組む姿勢が、あまりに僕たちと違いました。もちろん僕らもレコーディングのときやイベントでパフォーマンスするときなど、自分たちなりにイメージを持って臨んでいるけれど、おふたりはもっともっと先をいっている。視野も広いですし、歌詞からくみ取った想いや、作品をとおして世の中に提示したい想いなどがものすごく深くて……。そんな先輩方の背中に少しでも早く近づけるよう、今以上に努力しなければいけないと思いました。

しっかりと責任を持ってパフォーマンスしていきたい

――続いて、MV撮影のお話をお聞かせ願えればと思います。MVは、つい先日撮影したばかりだそうですが(※取材時)、どのようなMVに仕上がりそうですか?
今市ピラミッドのセットがあったりと、EXILE TRIBEの持つ意味合いがすごく象徴されたMVになっています。そして、パフォーマンスがとても多くて、この曲の持つパワーをより感じられるようなMV。三代目とGENERATIONSを合わせた14人の画というものは、自分たち自身で観てもすごく新鮮。撮っている時点で「カッコいいMVになりそうだな」と感じていたので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
登坂隆二(今市)も言ったとおり、パフォーマンスがギュッと詰まっているMV。パフォーマーのソロシーンもありますし、今まで観たことのない新しい組み合わせでパフォーマンスしていたりと、観ていてすごくワクワクするような作品になっていると思います。そして、オープニングからラストまで観ると、EXILE TRIBEの持つ意味や僕らの提示したい想いなどをすごく感じられる作品になっています。
今市世の中の方々に、EXILE TRIBEの意味合いを……こういう形もあるんだということを、今作をとおして証明していきたいですね。

――なるほど。MVを観ると、よりEXILE TRIBEというものが伝わりそうですね。
登坂そうですね。楽曲では新しい世代に継承されたEXILE TRIBEというものを、そしてその本質が映像をとおしてリアルに感じられる。もちろん、ただシンプルに僕らのコラボレーションを楽しんでいただいてもいいんですけれど、実は、そういう提示していきたい僕らの深い想いが込められているということも知っていただけたらうれしいです。

――GENERATIONSのおふたりは、MV撮影はいかがでしたか?
数原めちゃくちゃ楽しかったです。あんなにたくさんのシチュエーションで撮影させていただいたこと自体、初めての経験でした。ELLYさんのバックにGENERATIONSのパフォーマーがいる……というような新しい組み合わせや、滝のセットでパフォーマーだけでパフォーマンスしているシーンなどもあります。本当にカッコいいシーンばかりなので、絶対に楽しんでいただけると思いますし、ファンの皆さんをはじめ、世の中の方々がこのMVをご覧になったときに、どのような感想を持たれるのか楽しみです。
片寄三代目の皆さんとGENERATIONSが入り交じったシーンがかなり多いので、コラボ感がすごく伝わるMVになっていると思います。もちろん、三代目さんだけのパフォーマンスパート、GENERATIONSだけのパフォーマンスパートもあって、お互いのファンの方々が楽しんでいただけるような工夫も施されています。ふたつのグループが一緒になったことで、楽しさも2倍になり、かつ新鮮さも感じられる……すごく豪華なMVになっていると思います。僕らも完成が待ち遠しいですね。

――さて、今作をリリースするにあたり、テレビ番組やイベントなどでEXILE TRIBEのエンタテインメントを目の当たりにできる機会はあるのでしょうか?
今市そうですね。あったらうれしいですね。僕らもパフォーマンスしたいですし……。
登坂メンバー同士で「イベントなどでパフォーマンスしたいよね」と口々に話しているほど、僕らも早くこの楽曲でパフォーマンスしたい。もしそのような機会があったら、かなりのハチキレ具合でパフォーマンスさせていただきます(笑)。そして、EXILE TRIBEという、背負っている看板を傷つけることのないよう、しっかりと責任を持ってパフォーマンスしていきたいですね。
今市それに、ライブパフォーマンス自体、やっぱりMVとはパフォーマンスやフォーメーションが若干変わってくる部分があると思うので、また新しいパフォーマンスをお見せできると思います。ぜひ、期待していてほしいですね。

(文:桜井麻美)

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