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『ポプテピピック風ガンダム』に原作者も「いいね」、“頭身”も“目”も違うのに似てる…「能力は“煽る”のみ、でも“自爆”しても平気」

制作のきっかけは『シティーハンター』の名場面再現中のフォロワーのコメント

――ネタ系のガンプラモデラーとして、これまでもさまざまな作品を発表されてきたわけですが、先日発表された『ポプテピピック風ガンダム』が1.3万いいねを獲得しました。この反響をどのように受け止めていらっしゃいますか?
llloあらためて、『ポプテピピック』の人気のすごさを実感しました。ちょうどアニメが放送されているタイミングだったので、たくさんのいいねを頂けたのだと思います。原作やアニメのファンと分かるようなコメントがいくつもあって「あ、仲間だ(笑」と。

――本作はどういう経緯で誕生したのですか?
llloガンプラで『シティーハンター』の名場面を再現して遊んでいたのですが、ショートカット(?)にしたノーベルガンダムが「ポプ子に見える」というコメントを頂きまして、「ならばピピ美仕様も作ってみよう」となりました。

――フォロワーからの意見がきっかけだったのですね。ご自身は、『ポプテピピック』に思い入れがあるのでしょうか?
lllo大好きです。10月からテレビアニメの第2期が始まったのがうれしくて、毎週楽しみにしています。ちなみに、この作品名は『ガンダムムッム』。語呂悪いですね(笑)。

――本作を制作する際、どのようなストーリーをイメージし、制作されましたか?
lllo特にストーリーは考えていませんでしたが、作っている間、2人の活躍は頭の中で繰り返し流れていました。

――ポプ子・ピピ美仕様の“ガンダム”は、強いのか、弱いのか、全く想像がつきません。ご自身はどのようにイメージして制作されていましたか?
lllo能力は『煽る』しかないので、強くはないと思います。ただし、自爆しても平気っぽいので、弱くはないかもしれません。

「飲みかけのコーヒーを吹き出してしまうようなネタを目指してプラモで遊ぶ」

――モチーフは目が大きい2頭身のキャラクターが大きな特徴。ですが、頭身をはじめ、ガンプラとは共通点が非常に少ないように思います。表現する際、どのようなところに注意しましたか?
lllo体型や顔を再現する技術はないので、髪型だけ変えてみました。そんな手抜き感が“クソガンプラ”らしくて良かったのかなと思います。

――体型や顔が再現できていなくても、特徴をとらえた見事なクオリティーだったからこそ、これだけのいいねが集まったのだと思います。ちなみに、髪型やリボンなどはどのように制作されたのですか?
llloポプ子仕様のツインテールは、別キットの余剰パーツを使っています。ピピ美仕様のリボンはリアアーマーを流用しました。アクリルガッシュとアクリジョンで筆塗りしています。マニピュレーター(手/指)の1本を目立たせたくて、手だけMGのキットから持ってきました。目立たせるためのポージングには苦労しました。ちなみに、頭部と手以外はキットのままです。

――本作も含め、ご自身はリアルさを追求するモデラーさんとは異なる形で、ガンダム愛にあふれた作品を残し続けています。前回、お寿司の間に挟まっている「バラン」をニューガンダムのファンネルにした『バラン・ファンネル』を取材してから、約1年が経過しましたが、ご自身のモデラーとしての成長はどのようなところで感じられますか?
lllo自分の作品を記事にしていただくのは初めての経験で、記事きっかけで繋がれた方もたくさんいて、貴重な経験でした。ありがとうございました。モデラーとしての成長ですか…正直、ほとんど成長してませんね...。いまだに塗装も工作も苦手です。でも、少しだけ撮影は上手くなった気がします。

――撮影だけでなく、作品のクオリティーも上がっていると思います。ちなみに、今構想中の作品はありますか?
lllo最近のガンプラは可動域が広くていろんなポーズがとれるので、好きな漫画の名シーンを再現して遊んでいるのですが、シティーハンターの単行本全巻の表紙再現とかできたら良いなと考えています。

――最後にモデラーとして、今後の目標、夢、野望などございましたら、教えてください。
llloネタで笑ってもらえるのが一番うれしいので、これからも飲みかけのコーヒーを吹き出してしまうようなネタを目指してプラモで遊んでいきたいと思います。

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