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「子どもが産めない…」専業主婦にガン宣告、“最期”を共にするのは夫? 別の男性? 「限りある命だからこそ、前を向いて」

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    【LINEマンガ】『最期の夜はあなたと』(作者:なつまろ。)(C)Natsumaro_/LINE Digital Frontier

 人生の時間は有限だ。もし定期健診でガン宣告されたとしたら…。夫とのすれ違い生活に悩む専業主婦が突き付けられた命の最期。そんな一人の女性の選択を描いたLINEマンガのオリジナル作品『最期の夜はあなたと』、作者のなつまろ。さんへ作品に込めた思いを聞いた。
『最期の夜はあなたと』/なつまろ。(外部サイト)
◇「LINEマンガ」にて毎週土曜日更新

結婚生活5年目。夫とすれ違いも増えてきた専業主婦の穂乃果。 子作りにもまともに取り合ってもらえない中、定期検診で宣告された子宮頸がん。悲しみにくれる彼女の前に現れたカフェのマスター。命の最期を意識したとき、穂乃果はどんな選択を下すのか―。ガン宣告された主婦が、自分の人生を生きようとするヒューマンドラマ。

■マンガの続きはコチラから『最期の夜はあなたと』(外部サイト)

自身の経験や昨今のニュースから考えた「命の限り」

 人気作『あなたの愛が、毒だとしても。』に続き、LINEマンガでは2作目となる、なつまろ。さんの最新作『最期の夜はあなたと』。本作では、主人公が「幸せな最期を迎えるまで」をテーマにストーリーを描いているという。結婚生活5年目の専業主婦・穂乃果は、夫の弘之とすれ違いも増え、子作りも思うように進まない。そんな中、定期検診で子宮頸がんを宣告されてしまう。現代女性が抱える悩みを一気に背負ってしまった穂乃果。冒頭から訪れる怒涛の展開に、作者は何を込めたのか。
――夫とのすれ違いやセックスレスによる進まない妊活だけでも、女性にとってはつらい状況かと思いますが、そこに加えて命や病をテーマにした作品を描こうと思ったきっかけを教えてください。

なつまろ。さん周囲の人が亡くなったり、病気になったりすることがあり、『自分の残りの人生はあとどのくらいか』を考えるようになりました。また、死は誰にも平等に、いつ訪れるか分からないものだと考えるようになり、同時に、人生の終わりが近付いたとき、人はどんな選択をするのか、描きたくなりました。

――妊娠を望む女性にとって、婦人科の病気が発覚するのは、非常に深刻なことかと思います。なかでも、「子宮頸がん」という病気を扱った理由は?

なつまろ。さん私自身は子宮頸がんを罹ったことはありませんが、周囲に手術をされたり亡くなった方もいて、女性にとってとても身近な病気だと感じています。この作品を読んだ方が検診を受けるきっかけになれば良いなと思い、子宮頸がんを扱いました。

――穂乃果は、がんの進行状況により子宮摘出を選択せざるをえなくなり、子どもを産めない体になります。非常にセンシティブな内容ですが、それを扱うことに“怖さ”はありましたか?

なつまろ。さん確かに女性にとって、とてもセンシティブな内容だと思います。穂乃果と同じ境遇の方がこの作品を読んで傷ついてしまわないか、怖い気持ちはありました。

――先ほど「読者が検診を受けるきっかけになれば…」というお話もありましたが、同じような境遇の人や若い世代など、読者から反響はありましたか?

なつまろ。さん『がん検診に行こう』というコメントや病気についてのコメントを複数いただいております。実際子宮頸がんを経験された方のコメントもあり、不安な日々を過ごされているという方もいらっしゃいました。

不倫への嫌悪? それとも共感? 感じ方や生き方の想像を広げてほしい

 病気を患い、絶望の淵にいる穂乃果を救ったのは、友人と一緒に入ったカフェで出会ったマスターだった。夫と分かり合えない中で出会った彼が心のよりどころとなっていく穂乃果。限られた人生を幸せに、後悔なく生きたいと穂乃果は前を向く。
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    【LINEマンガ】『最期の夜はあなたと』(作者:なつまろ。)(C)Natsumaro_/LINE Digital Frontier

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    【LINEマンガ】『最期の夜はあなたと』(作者:なつまろ。)(C)Natsumaro_/LINE Digital Frontier

――穂乃果の気持ちに共感する人もいれば、「浮ついているのでは」と批判する人もいると思います。それに対して先生自身はどう考えますか?

なつまろ。さん価値観は人それぞれで、受け止め方も色々だと思いますので、全ての人から共感は得られないのは当然だと思います。読者の皆さんには、穂乃果の立場になった時、どう考えて、どう生きるべきか、と想像を広げながら読んでいただければ嬉しいです。

――SNSマンガなどでも、夫との不和や不倫など実体験を描く作品も多いです。先生はそれらを読むことはありますか?

なつまろ。さん読みます。共感したり、ハラハラしたり、一読者として楽しく読んでいます。

後悔のない人生なんてきっとない「自分の大切なことのために生きていきたい」

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    【LINEマンガ】『最期の夜はあなたと』(作者:なつまろ。)(C)Natsumaro_/LINE Digital Frontier

――モラハラ夫、バリバリ働く友人への羨み、子どもの産めない体、病気(死)への不安…人には相談しにくい、でも世の妻たちが抱える悩みが多く登場します。不安を抱えながら生活する女性たちへ先生が伝えたいことは?

なつまろ。さんどんなに小さいことでも、まずは身近な人に相談してほしいです。多くの人は困っている時ほど、自身の悩みから目を背けてしまうものだと思います。大したことない、どうってことない、と思うようなことでも誰かと共有することで、隠れた本当の悩みに気づくことがあるかもしれません。

――つらい展開が多い作品ではありましたが、先生が描いていて楽しかった箇所、また特にに苦労した箇所はありますか?

なつまろ。さん穂乃果の夫である“ヒロくん”のモラハラが加速していく姿を描くことは、ある意味で楽しかったですね。「こんな旦那、絶対に許せない」と思いながら描いています(笑)。一方で、マスターをいかに魅力的に描くかについては常に苦労しています。

――様々な困難や迷いを抱えた女性が後悔なく生きるためには、何が必要だと作品で訴えたいですか?

なつまろ。さん過去を振り返るとき、なんの後悔もない人は少ないのではないかと思います。でも、明日のこと、未来のことを考えるとき、後悔よりも希望や期待が強くなるのではないでしょうか。誰しもが明日には事故で命を落とすかもしれないし、突然病気になってしまうかもしれません。限りある命だからこそ、前を向いて、自分の大切なことのために生きることが重要だと思います。

――この作品を読んだ人が、今の自分の人生を立ち止まって考えるきっかけとなる作品になっていると思います。穂乃果の選択により、今後物語がどう展開していくのか楽しみです。

なつまろ。さんいつも読者さんからのコメントを拝見し、色々な考え方があるのだなと感じております。いいねやコメントは毎回励みにさせていただいています。最後まで穂乃果の人生を見守っていただければ幸いです。
『最期の夜はあなたと』/なつまろ。(外部サイト)
◇「LINEマンガ」にて毎週土曜日更新

結婚生活5年目。夫とすれ違いも増えてきた専業主婦の穂乃果。 子作りにもまともに取り合ってもらえない中、定期検診で宣告された子宮頸がん。悲しみにくれる彼女の前に現れたカフェのマスター。命の最期を意識したとき、穂乃果はどんな選択を下すのか―。ガン宣告された主婦が、自分の人生を生きようとするヒューマンドラマ。

■マンガの続きはコチラから『最期の夜はあなたと』(外部サイト)

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