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日本人12歳コウキがK-POP史上最年少でデビュー決定 Team P NATIONプロフィール&心に残る名場面【Vol.5】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(10月5日掲載)

Team P NATION

韓国の大手芸能事務所「JYPエンターテインメント」代表パク・ジニョン(J.Y. Park)と、『江南スタイル』が世界的にヒットしたアーティストで「P NATION」代表のPSYが争奪戦を繰り広げた次世代K-POPボーイズグループ発掘オーディション『LOUD』(ラウド)が9月11日に最終回を迎え、ついにそれぞれの事務所から1組ずつ、計2組のボーイズグループが誕生しました。P NATION初のボーイズグループのメンバーには、番組初回放送から大きな話題を呼んできた12歳の日本人天才クランプダンサー・コウキを含む7人が選ばれました。【Vol.5】ではTeam P NATIONの7人、一つ前の【Vol.4】ではTeam JYPの5人のプロフィールを紹介し活躍を振り返ります。

※敬称略
※年齢は2021年10月1日現在。放送内では韓国での数え年が使われていますが、文中では日本での満年齢で表記
Team P NATIONメンバー プロフィール&名場面

チョン・ジュニョク/CHEON JUN HYEOK

P NATION初のアイドルグループ絶対的エース
生年月日:2004年9月20日(17歳)
血液型:O型
特技:ドラム、バスケットボール
視聴者投票推移:【#4】4位 【#5】4位 【#6】3位 【#7】2位 【#8】3位 【#9】4位 【#10】3位 【#11】2位 【#12】2位 【#13】6位 【#14】8位 【#15】2位
コメント:『LOUD』は人生における大事な成長の場。出演している間にすごい速度で成長しました。努力したから成長して、その結果デビューが決まりました。いつも僕を応援して好きでいてくれて本当にありがとうございます。
元P NATION練習生5人衆の1人で、P NATION初のアイドルグループを背負って立つ絶対的エース。プロデューサーのPSYが「我がチームの心臓」と絶大な信頼を置く自称“鼓膜の彼氏”は、ソウルフルな歌声、圧巻の高音で酔わせます。歌唱力のみならず、人柄の良さも魅力の一つ。ダンスに不慣れなダニエルの練習に夜遅くまで付き合ったり、Team P NATIONの末っ子で唯一の日本人・コウキを弟のようにかわいがり、根気強く韓国語の発音の指導をしたりと、優しさ、面倒見の良さも高く買われています。
第5ラウンドのキャスティングラウンドで披露した『Beautiful』(Wanna One)では、扁桃炎で思い通りに声が出ずに心配されたものの、第6ラウンドの「クロスオーバーミッション」で披露した『Growl』(EXO)×『Lazenca, Save Us』(N.EX.T)をマッシュアップしたステージでは圧巻の高音が復活。鬼気迫る表情で強烈なステージを牽引し、JYPは「ジュニョクくんから“僕がチームを引っ張る”という気概が感じられた」と絶賛しました。

ジュニョクのパフォーマンスまとめ

そんなジュニョクのことをライバル視しているのが、誕生日4日違いの同い年で、Team JYPのエース、イ・ゲフン。「ジュニョクはP NATIONのエースだと思います。歌がうまくて安定的です」とその実力を認めています。最終回のドリームステージでは、これまで同じチームになったことがなかった2人が、ウ・ギョンジュン、ケイジュとの選抜ユニット「ウケチョンゲ」としてBTSの『MIC Drop』を披露し、ファンを沸かせました。今後もジュニョクとゲフンの熱いライバル関係は続きそうです。

『MIC Drop』を披露した”ウケチョンゲ“/span>

コウキ/TANAKA KOKI

日本人12歳の“小さな巨人” K-POP史上最年少デビューへ
生年月日:2009年1月29日(12歳)
血液型:A型
特技:クランプダンス
視聴者投票推移:【#4】13位 【#5】11位 【#6】10位 【#7】9位 【#8】10位 【#9】8位 【#10】8位 【#11】9位 【#12】8位 【#13】4位 【#14】1位 【#15】4位
コメント:この歳でデビューするとは思っていなくて、デビューしてアーティストとして活動していく中で(Team P NATIONの)兄たちや視聴者さん、そして事務所の方々、皆さんの支えのおかげでここまで来れました。本当にありがとうございます。
4歳からダンスに親しみ、6歳から始めたクランプダンスでは世界中の大会で優勝。クランプの創始者タイト・アイズから認められて「プリンス・タイト・アイズ」の称号をもらったほどの天才が、K-POP史上最年少の12歳でデビューすることが決定しました。

コウキに発音を教えるお兄ちゃんたち 仲睦まじいレコーディング風景も

第5ラウンドでJYPにキャスティングされた日本人参加者のアマル、ケイジュとはここで離れることになり、P NATION唯一の日本人となったコウキ。言語の壁が心配されたものの、Team P NATIONは生放送ラウンドに向けて宿舎で共同生活をスタート。エースのジュニョク、リーダー格のテフン、第2ラウンドで同じチームだったヒョンスら面倒見のいいお兄ちゃんメンバーから愛され、ステージでは変わらずカリスマ性を発揮しました。

コウキのパフォーマンスまとめ

そんなコウキのことを、ケイジュは「優しくてかわいい。ダンスをすると人が変わったようにかっこよくなる」と紹介。PSYは「小さな巨人」と評し、現状ではメンバーとの身長差が大きいものの「ファンの皆さんと視聴者の皆さん、僕たちと一緒に育ててあげてください」と呼びかけました。
デビューメンバー発表では最後に名前が呼ばれたものの、視聴者投票結果は両グループを通じてトップ。日本や韓国のみならず、世界中のファンから熱視線を注がれています。

ウンフィ/EUN HWI

両プロデューサーが熱望した16歳の天才作曲家
生年月日:2004年11月11日(16歳)
血液型:B型
特技:作曲、編曲、ラップ、スキー
視聴者投票推移:【#4】15位 【#5】17位 【#6】7位 【#7】8位 【#8】6位 【#9】6位 【#10】7位 【#11】7位 【#12】7位 【#13】11位 【#14】6位 【#15】5位
コメント:『LOUD』のメンバーとスタッフさん、そして皆さんと半年間走り続けてきました。僕たちにとって『LOUD』は大きな世界に踏み出すきっかけになりました。有終の美を迎えられたので今後は大きな世界で羽ばたきたいです。
韓国の「全国ジュニアスキー技術選手権大会」で4年連続1位だったというウンフィは、独学でK-POPの作曲を始めてわずか2年。その作曲センスを両プロデューサーから何度も絶賛され、「表題曲として買いたい」とまで言わしめてきました。

自作曲『BEAST MODE』を披露

第5ラウンドでは「一度は覚醒すべきだと感じていて、そのタイミングは今だと思います」と決意を表明し、自作曲『BEAST MODE』を披露。JYPは「アメリカの曲とK-POPは違うんです。K-POPはダンスが必須なので、サビを華やかにする必要がある。これが難しい。ウンフィくんはサビを華やかに作れる。それに驚いたし、実際に使える曲を書ける作曲家だと思います」と、改めて作家としての才能を高く評価しました。

ウンフィのパフォーマンスまとめ

PSYも「ウンフィくんの作る音楽は、僕が漠然と思い描いていたHIP HOPを元にしたK-POPに最も近い。次世代のグループを作りたいです」とラブコール。熱い争奪戦の末、ウンフィはP NATIONを選び、JYPは「逃したのは残念ですが、P NATIONに合うと思うので、いい結果になるはず」とエールを送りました。

ウ・ギョンジュン/WOO KYUNG JUN

12回スカウトされた魔性のビジュアルラッパー
生年月日:2002年8月30日(19歳)
血液型:B型
特技:英語、スケートボード、チェロ
視聴者投票推移:【#4】2位 【#5】2位 【#6】2位 【#7】4位 【#8】4位 【#9】5位 【#10】4位 【#11】4位 【#12】4位 【#13】10位 【#14】2位 【#15】6位
コメント:第1ラウンドでパク・ジニョンプロデューサーから「内面が見えなかった」と言われました。この番組を通じて僕を知ってもらえたし、成長できた気がします。番組のおかげで自分を再発見しました。
元P NATION練習生5人衆の1人。JYPが「漫画の主人公みたいだ」と評したウ・ギョンジュンは、5歳から15歳までオーストラリアで過ごし、英語も堪能。帰国後は12回もスカウトされたというほど目を引くイケメンでありながら、PSYが「これまで会った人の中で最も内向的」「この8ヶ月、ラップをするときもずっと目線を上げずに下を向いたまま」と手を焼いたシャイボーイでした。

『Shock』をパフォーマンス

少しずつ殻を破り、一気に覚醒したのが第4ラウンド。アマル、イ・ドンヒョン、チョ・ドゥヒョンとのチームで披露したBeastの『Shock』でした。JYPは「ギョンジュンくんの歌、ダンス、演技力にはびっくりしました。第1ラウンドのギョンジュンとは別人みたいです」と驚きを隠しきれず。PSYは「今日は初めて見る目をしてた」と感慨深げで、JYPも「僕らを見下すような目つき。すごいことだ」と同調。実力派ぞろいのチームで1位となりました。

ギョンジュンのパフォーマンスまとめ

PSYは最終回で、ギョンジュンとチェ・テフンの同い年コンビには特に思い入れがあることを明かしました。PSYがP NATIONを設立したときのオーディションで練習生として入社したのが2人だといい、「事務所が整っていないときから僕を信じてきてくれたし、チームの最年長として頑張ってくれた」と2人に感謝。テフンも「ギョンジュンとは入社したときからの同期で、一番古い唯一の友達。これまでも心の支えだったし、今後も一緒にうまくやっていきたい」と固い絆を感じさせました。

ギョンジュン&テフンの2ショット

チェ・テフン/CHOI TAE HUN

勤勉で誠実、コウキが尊敬するリーダー格
生年月日:2002年11月19日(18歳)
血液型:A型
特技:サッカー、水泳、射撃、アーチェリー
視聴者投票推移:【#4】8位 【#5】9位 【#6】14位 【#7】12位 【#8】12位 【#9】7位 【#10】6位 【#11】6位 【#12】9位 【#13】2位 【#14】10位 【#15】10位
コメント:この番組は僕にとっていい機会になりました。デビューがかなって感謝しています。このメンバーでステージに立てたのはプロデューサーのお二人をはじめ応援してくれた皆さんのおかげです。支えてくれた方々に感謝を伝えたいです。
前出のギョンジュン同様、P NATION設立当初のオーディションで練習生となったリーダー格。PSYは「今まで会った人の中でトップ5に入るほど勤勉で誠実。トレーニング講師の評価をみると、レッスン中の態度が常に最高。何よりもメンバーをケアしながらポジティブな雰囲気を作ってくれる」と全幅の信頼を置いています。

テフンのパフォーマンスまとめ

最も存在感を見せたステージが、イ・ゲフン、コウキ、ユン・ドンヨン、キム・ミンソンとのチームで『10 out of 10』(2PM)を披露した第4ラウンド。PSYは「テフンくんが今までに披露したステージの中で一番良かった。確実に自分を見つけ始めている」と喜びました。続く第5ラウンドも「いい子のイメージを打ち破ることに一番重点を置いた」という『Baby. Don’t Cry』(EXO)で翼の映像をうまく使ったパフォーマンスをみせ、「僕が知っている君とは別人のようでした。歌と君の思いが完璧に重なり合っていた」と称賛されました。

存在感を見せた『10 out of 10』パフォーマンス

なお、第4ラウンド以降、レッスンの休憩時や宿舎などでテフンがコウキをかわいがる映像が多くとらえられ、コンビ人気も急上昇。コウキは「テフンヒョン(兄さん)はすごくリーダーシップとかもあって優しい。僕はテフンヒョンみたいになりたくて、すごく尊敬しているので、いろいろこれからも教えてほしいです」と信頼を寄せています。

テフンとコウキの仲良しショット

チャン・ヒョンス/JANG HYUN SOO

3回の脱落危機を乗り越えた“腹ペコ兄弟”の兄
生年月日:2003年9月16日(18歳)
血液型:O型
特技:農業、風景写真を撮る、イラストを描く
視聴者投票推移:【#4】18位 【#5】14位 【#6】12位 【#7】13位 【#8】14位 【#9】13位 【#10】13位 【#11】13位 【#12】12位 【#13】5位 【#14】12位 【#15】11位
コメント:(デビューメンバー発表時を振り返って)1人ずつ呼ばれてコウキと僕が残ったとき、僕が落ちるだろうと確信しました。代表が僕を救済してくれてメンバーになった瞬間はうれしかったし驚きました。いろいろな感情が交錯して涙が出ました。
元P NATION練習生5人衆の1人。第2ラウンドでは、年少コンビのナ・ユンソ(11)、コウキ(12)との「腹ペコ兄弟」チームでのリーダーぶりが高く評価されました。しかし、第4ラウンドでは弾けきれなかったことを指摘され、脱落者候補の1人に。これを免れたものの、続く第5ラウンドではキャスティング保留となり、PSYが「次こそはと期待しているので、いい姿を見せて」と期待を込め、追加でキャスティングしました。

ヒョンスのパフォーマンスまとめ

2度のピンチを乗り越えて臨んだ最終ラウンドでしたが、敗者チームの視聴者投票最下位となり、脱落が決定してしまいます。最後のあいさつをするヒョンスにPSYが待ったをかけ、ワイルドカードで復活させることを宣言すると、ヒョンスは顔を覆って号泣。コウキが小さな体でヒョンスを抱きかかえて泣くシーンは感動を呼びました。
最終回では、デビューメンバーの一員として、Team P NATION初のオリジナル曲『180秒』を初披露。これまでのプレッシャーから開放されたのか、ヒョンスはイキイキとしたパフォーマンスを見せ、JYPは「ついにこの言葉を言えます。チャン・ヒョンスよかったよ!」と称賛します。満面の笑みでガッツポーズをするヒョンスに「なぜチームに選ばれたかを見せてくれました。ヒョンスくんが一番僕の目に入ってきて、彼のための曲だと思ってしまうくらいでした」と賛辞を贈りました。

Team P NATIONが披露した『180秒』

オ・ソンジュン/OH SUNG JUN

16歳オールラウンダーはアマルがライバル
生年月日:2005年8月30日(16歳)
血液型:B型
特技:歌、ヌンチャク
視聴者投票推移:【#4】5位 【#5】6位 【#6】4位 【#7】6位 【#8】8位 【#9】9位 【#10】10位 【#11】8位 【#12】6位 【#13】14位 【#14】4位 【#15】12位
コメント:デビューメンバーに選ばれて気分がいいです。(自分への褒め言葉は)よく頑張ったな!
元P NATION練習生最年少のソンジュンは、第1ラウンドで大きなインパクトを与えるとともに大ピンチを迎えました。「ヌンチャクでろうそくの火を消します」と宣言した「魅力ステージ」で、派手に大失敗。顔色一つ変えなかったことを評価したJYPがLOUDチェアを第一段階前進させたものの、続く「実力ステージ」で披露したPrimary『Love』の歌唱では両プロデューサーから合格をもらうことができませんでした。「ダンスを披露してもいいですか?」と粘り、期待値込みでようやく合格をもらってギリギリで第2ラウンドに進出しました。

『In the rain』を披露したソンジュン

その後は危なげなく勝ち進み、所属事務所を決める第5ラウンドでは、特別な思いがあるという父親に捧げる初めてのステージを披露することに。ソンジュンが練習生としてP NATIONに入ることになったときに家族でソウルに引っ越したものの、父親だけが仕事の都合で残り、一人暮らしを強いることになってしまったそう。父親が自身と同じ年頃のときに聴いていたというLee Moon-saeの『In the rain』を情感たっぷりに歌い、最後はダンスで締めくくりました。

ソンジュンのパフォーマンスまとめ

JYPは「ここまで踊れるとは思いませんでした。ダンスの実力は予想してたけど、それを遥かに超えて来たのでびっくりしました。ラインがきれいで動きが大きいし、力強くてスピードがある。最高レベルのダンスでした」と大絶賛。JYPはここまで練習生のキャスティングは見送っていたものの、初めて獲得に乗り出しP NATIONと競合。古巣のP NATIONを選んだソンジュンの決断に、JYPは笑顔で拍手を贈りました。ライバルにはTeam JYPの同い年メンバー、アマルの名をあげており、切磋琢磨する2人の関係にも注目です。
番組情報
dTV『LOUD』特設サイト

◆第1話〜15話アーカイブまとめ
https://video.dmkt-sp.jp/ft/p0007943(外部サイト)

◆個人クリップ・ダイジェスト・動画コメントも
https://www.youtube.com/channel/UCf3VIuJGXWEOoNAp59Kk7Tw(外部サイト)

◆ユニバーサルミュージック『LOUD』公式サイト
スペシャルCD『LOUD -JAPAN EDITION-』12月15日リリース決定
参加者たちのパフォーマンス音源配信中
https://www.loud-japan.jp/(外部サイト)

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