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EXILE ATSUSHI、デビュー20周年で「やっとスタートライン」 グループ卒業後もEXILEを背負い続ける覚悟とは

「HIROさんは“親”」EXILEの長男としての立ち位置を意識していたグループ時代

――卒業後も、ソロ名義でEXILEという名前を背負っている理由を教えて頂けますか。

EXILE ATSUSHIその点に関しては、EXILE HIROさんや他のメンバーとかなり話しました。EXILEという名前は屋号のようなもので、歌舞伎の世界でいう「○○屋」の感覚に近いんですね。HIROさんもEXILEという名前を使い続けてらっしゃいますし、LDHよりも先にEXILEが存在していたことも僕にとっては意味のあることで。EXILE ATSUSHIとして活動することで、グループの誇りやプライドを持ち続けることができるんです。

――お話を聞いていると、EXILEというグループをとても大切にしていることが伝わってきます。ATSUSHIさんにとってEXILEとはどのような場所だったのでしょうか。

EXILE ATSUSHI例えるならば“実家”で、自分を育ててくれたかけがえのない場所です。40歳になってやっと上京して、いまようやく一人暮らししているような感覚がありますね(笑)。実家のありがたみというのは、出てから感じるものだと思います。“母親がご飯を作ってくれたな”とか“お小遣いをもらってたな”みたいなことを、例えば、今はファンの方が喜ぶような企画を考えることだったり、ソロ活動での予算を立てることに置き換えてみると、しみじみと“実家=EXILE”のありがたみを感じます。

――逆に、EXILEにとってATSUSHIさんはどのような存在だったと思われますか。

EXILE ATSUSHIHIROさん、そしてMATSU(松本利夫)、MAKIDAI、USA(※Uは正確にはウムラウト表記)が父親と母親だとしたら、僕は長男的な立ち位置だったのかもしれないですね。自分がだらしない態度を見せれば、弟達(他のメンバー)はそれを真似するので、そうならないように気をつけていました。ただ、それでも完璧でなかったですし、自分の体調のことなどでわがままを言ってEXILEの活動を休んでしまったこともあったのですが、それでも弟達は、自分の考えを理解してくれたので凄くありがたかったです。HIRO さん、そしてMATSU(松本利夫)、MAKIDAI、USAが忙しくなった時期には、自分が長男としてEXILEの活動をしっかり支えなければと、曲を集めたり歌詞を書いたりすることもありました。そういう立ち位置や意識を持ってやっていましたね。

――長男が卒業した現在のEXILEをどのように見られていますか。

EXILE ATSUSHIいま彼らは、僕がいた頃のEXILEを再現するのではなく、新しいことを模索しながらやろうとしているのではないかなと感じています。何故かというと、最近のEXILEは激しい曲が多いのですが、僕がいた頃はハッピーな曲やバラードも多かったので。だけど僕が卒業してからは「勢いのある EXILE を見せなければ」という意思を感じるので、少しずつ今までのEXILEっぽさを継承しつつ、新しいものを見せて欲しいなという思いはどこかにあります。

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