ORICON NEWS
ギャル曽根が払拭した“大食い=汚い食べ方”のイメージ「早食いの勝負よりも味わいたい」
競争が激化する大食いタレント枠でYouTube参入は考えていない、主戦場はあくまでテレビ
ギャル曽根 大食いって、ちょっと苦手だったり、嫌いな人もいると思うのですが、世間に受け入れられていることだと思うので、大食いタレントが増えているのはうれしいです。ネットもテレビも皆で盛り上げていければいい。私も気を引き締めて、もっとがんばらないといけない。
――ギャル曽根さんは、YouTubeには進出していないですね。
ギャル曽根 YouTubeもいいなって思ってはいるのですが、一番大切にしていることは、6年出演している『有吉ゼミ』を観てもらうこと。いまのところあまりYouTubeは考えていなくて、主戦場はテレビです。とかいいながら、そのうちやっていたりして(笑)。
――大食いは、体力的に負荷のかかる仕事でもあると思いますが、年齢の壁もあるのでしょうか?
ギャル曽根 何歳までとか考えたことはないですけど(笑)、できる限り続けたいと思っています。大食い界では、55歳を過ぎて現役で活躍中の方もいらっしゃいますから、私もまだまだいけそうです!
――その勇姿をまだまだ観られそうですね。ところで、素人時代は本名の曽根菜津子として出演していましたが、「ギャル曽根」はご結婚されてからもずっと変わらないですね。
ギャル曽根 よく言われるんです(笑)。もうギャルではないし、結婚したから旧姓の曽根でもないって。でも芸名を変えようと思ったことは一度もなくて、一生“ギャル曽根”でいきます。
――コロナの影響で、複数人でシェアするチャレンジ企画などは難しくなりましたが、ウィズコロナの時代においても大食いは、ひとりで魅せるコンテンツとしての強さがあります。
ギャル曽根 制作におけるいろいろな配慮は必要ですが、私の場合はひとりで食べきるので、コロナの影響をそれほど感じていません。コロナ禍においても大食い番組はできます。こういったご時世に大食いを観ることで、食べることの楽しさを感じたり、元気を出してもらえたりしたらうれしいです。
――『有吉ゼミ』の「チャレンジグルメ」の料理は、ギャル曽根さんの意向もあるのでしょうか。
ギャル曽根 毎回見たことないような“デカ盛り”が出てきて、メニューもバラエティに富んでいます。いつも現場に行くのが楽しみです。食べるということをずっと大事にしてきた私にとって、自分の芯になる大切な番組。ただ、食べたい料理を現場でさりげなく話したりするんですけど、デカ盛りメニューに反映されたことはないです(笑)。
(文/武井保之)