(更新:)
ORICON NEWS
Dream『約2年半ぶりの新曲からチーム力の秘訣まで語る!』
E-girlsへの参加など、いろんな経験をさせてもらえたからこそ歌えた曲
Shizukaありがとうございます!約2年半ぶりのシングルで、今までは夢に対してのメッセージを歌ってきたんですけれど、E-girlsに参加させていただいたり、ここまでいろんな経験をさせてもらえたからこそ歌えた曲なのかな?って感じていて、自分たちにとってもすごく刺激的な1曲なんです。新たな私たちを見てもらえるんじゃないかな?って思います。歌詞は、好きな人に一途な想いを伝えたいけど……っていうもどかしさのある内容で、私たちも聴いたときはドキドキしましたね。歌詞を読んで、4人で“共感できる、できない”っていう話になったりしてましたよ。
――え、みなさんがどこに共感するのかぜひ知りたいです!
Shizuka共感ポイントはAmiに聞いてください(笑)。
Amiえ〜(笑)。私のお気に入りの歌詞は<私の知らないあなたの全てを教えて欲しい>っていうところで、超感情が入ります。好きな人が朝何を食べたのか、今なにをしているのか、何時に起きて何時に寝たのか全部知りたいな〜って思うタイプなんですよ。
Shizuka&Aya&Erie(口々に)怖い〜(笑)!
Aya他の3人はそんなことどうでもいいんです(笑)。でもAmiちゃんの言ってることもわかるんですよ。忘れ物をしたフリして終電を逃して、一緒にいたいっていう想いはあるんですけど、なかなかそれを実行できないんですよね。
Ami私は実行できるタイプです!
――Ayaちゃんにとってこの歌詞は、理想なんですね。
Ayaハイ。羨ましいところはありますね。
Shizuka私も自分の気持ちをストレートに言えないほうなので、<お願い気付いてよ>とかすごくわかりますね。あとは<ふれあうキモチが恋を急がせるの>ってところも、気持ちだけが先走っちゃうのはわかるし、それを行動に移せたらどんなに楽だろうな〜って思いますね。
Erie私は、<目と目で通じ合うとか そんな時間も楽しい>っていうのがいいな。大人になると“好き”とか“つき合う”とかって言葉であまり言わないような気がして。気持ちって目に見えないけど、恋愛してるとパッと目があった瞬間に何かお互いに感じるモノがあったりしますよね。言わなくても通じ合う感じがいいなって思います。
――歌、そしてパフォーマンスのポイントは?
Ami歌は一見かわいらしいんですけど、10代では歌えない20代だからこそ歌えるってところをアピールしたかったので、レコーディングではE-girlsとはまた違った感じでセクシーさや大人っぽさを意識した歌い方をしてみたり。他のメンバーの歌を聴いて、この子は2年半でこういうところが伸びたんだなぁとか、お互いに成長を感じられる作品になったかな?
Aya今までのDreamの楽曲がけっこうエッジが効いてたからね。そこからガラッと声の出し方とかも変わったんですけど、けっこうナチュラルに思うがままに歌えたんですよ。それぞれが感じる恋愛観のままに歌ってるので、4人の個性が出てると思いますよ。
Shizukaそうだね。自分としても強さだけじゃなくて弱さも出せるようになったのかな?って思うし、こういう歌を歌えるようになったっていうところがすごくうれしかった!
Erie今回は初めての恋愛ソングということもあって自分たちのなかでも新しいことにチャレンジしたいという気持ちがあったんですよ。それでMVのなかで初めてヒールを履いて女性らしい振り付けをしたり、男性ダンサーさんと踊ったり、新しい道を切り開いた感じですね。しかもそれがしっくりきてたので、よかったです。
――パステルカラーで、かわいいアイテムに囲まれた中で歌っていて、すごく女の子らしいMVに仕上がってますね。
Ami撮影中は絵本の中にいるような感じでしたし、感動してスイッチが入りましたね〜。女の子なら誰もが一度はあこがれる世界観だったりするのかな?
Ayaセットもフワッとした感じだったので、撮影中はメンバーみんなフワッとしてた気がするな。女の子だぁ〜みたいな(笑)。
Ami普段のDreamにすごく近いのかな?
チーム力の秘訣=常に4人で話をしてコミュニケーションをとる!
AmiMVの監督さんの最初のイメージは白黒でカッコよくキメるって感じだったらしいんですよ。でも私たちの中では今回はそんな感じじゃないなぁって思っていたし、新しいDreamを見せたいっていうのもあったので、自分たちのほうからパステルだったりかわいらしい色ってことを提案してこうなったんですよ。
Aya“テーマはパステルかわいいでお願いします”って監督さんに言ったよね。
Ami出来上がりを見ても、自分たちの意見を言ってよかったなぁって思いました。
――この曲はサマンサタバサという同年代の女の子に大人気のブランドのCMソングとして流れてるね。
Ayaサマンサタバサのバッグを持ってる女の子はけっこう私たちと同年代の方たちが多かったりするので、自分たちの楽曲がみんなの目に留まるところで使っていただけるっていうのはすごくうれしいし、すごく合ってるな!って自分たちでも思いますね。
――バッグって女の子のステイタスシンボルだったりするけど、みなさんは“これが私のステイタス”というモノはありますか?
Shizuka私はネイルとピアスですね。もともとコンプレックスを好きになるために始めたことなんですよ。私は爪が短くて男の子みたいな手だったのが小学生の頃からイヤだったので、それを少しでも好きになろうと思って始めたのがネイルなんです。ブログとかにアップするとファンの方も参考にしてくださったりしてうれしいです。ピアスは、耳が小さいのでちょっとでも大きくしようと思って(笑)とか、ちょっとでも顔が小さく見えるようにしようとか。そこは、そういう工夫から始めた自分らしさかな?って思います。
――ネイルがいつもかわいいよね。今回のテーマは?
Shizukaいつもは絶対に使わないピンクが目に入ったので、ピンクと白でパッキリとピンクが目立つようにしました。
Erie私は最近キャップにハマってますね。私のファッションポリシーが、ボーイッシュのなかの女性らしさっていうのがカッコいいなと思っていて。なので敢えてパンツとかキャップをかぶって、それでも“あの子セクシーだな”って思ってもらえたらいいなと。
Ayaポリシーとか特にないんだけど……でもパッと目に着いたり手に取ったりするモノってへんてこりんなモノが多いな。私、キノコが好きなんですよ。なのでTシャツに変な絵が描いてあったり、おもしろいデザインのネックレスをメンバーにもらったり。
Ami私は、逆にこれは絶対に着ないつけないっていうのはドクロですね。衣装とかはいいんですけど、自発的には買ったりしないです。ていうのは、もともと暗いモノが全般的にキライなんですよ。暗い映画とか暗い色とか、照明も暗いのはキライだし。そういうのでドクロは気分的にちょっと落ちちゃうんですよ。
――というDreamは、4人ならではのコミュニケションの取り方であったり、チーム力の秘訣ってあるんですか?
Amiお互いを尊敬しているので譲り合えるし、ケンカにならずに分かり合えるのかな?って思う部分はありますね。いつも“なんでこう思うのか?”ってことをちゃんと言い合って、意見がまとまるまでけっこう話し合ってるんですよ。あとはオンオフの切り替えがハッキリしてるねって周りによく言われるんですが、話し合いのときはシリアスな顔していて、終わったらAyaが急に変な顔したりするんですよ。
Aya(笑)たぶん自分たちが見ている場所や目標がひとつに定まっているからケンカもしないし、自分たちの空気感で会話ができるんですよね。
Erie4人それぞれタイプが違うので、Dreamとして、ここは誰が行くべきか?とか、ここは自分が行くべきっていうところを言わなくてもわかってるんですよね。自己主張だけをするんじゃないところがDreamの一番のいいところかな?って思います。
Shizuka本当に3人が言ったことがすべてですね。どんなくだらないことでも常に4人で話をしてコミュニケーションをとっていることがグループとしてやっていくひとつの秘訣なのかな?って思いますね。
Ami今回のリリースをキッカケに、夏に向けてイベントとか4人でいっぱい活動していきたいですね。
(文:三沢千晶)
関連リンク
・E-girlsでも活躍!1stアルバムを語る
・プロフィール/CD売り上げ
・オフィシャルサイト