アニメ&ゲーム カテゴリ
  • ホーム
  • 音楽
  • きゃりーぱみゅぱみゅ、「SNSで炎上しても週刊誌に追われても」嘘のない25歳の生き方

きゃりーぱみゅぱみゅ、「SNSで炎上しても週刊誌に追われても」嘘のない25歳の生き方

 2011年のCDデビューから約7年。原宿文化の担い手として、日本はもちろん世界からも注目を集めてきたきゃりーぱみゅぱみゅ。当時は「尖っていた」という彼女も、今や25歳。一時は黒髪姿を見せただけで「落ち着いた」と言われ、辟易することも。音楽シーンの移り変わりに対する恐れ、炎上覚悟のSNS、そして新作アルバムに込めた思いを聞いた。

4年ぶりアルバム発表、「純粋に好きなことをやって、ありのままの姿を見てくれたら」

――4年ぶりのニューアルバム『じゃぱみゅ』が発売。タイトル通り、日本的な和のテイストが感じられる作品ですね。
きゃりー アルバム制作の途中で「音ノ国」という曲が出来たときに、プロデューサーの中田ヤスタカさんから「今回はオリエンタルな雰囲気、日本っぽい感じにしたい」という話があったんです。「ふりそでーしょん」「にんじゃりばんばん」もそうですけど、以前から日本をモチーフにした曲を出してきたし、「じゃぱみゅ」というタイトルも私にピッタリだなと。

――海外のファンに向けて、さらに日本的なイメージを伝える狙いも?
きゃりー もちろん色々な国の方にも聴いてもらいたいですけど、特に海外向けに作っているわけではないんです。海外にアプローチするならもっと英語詞の曲を増やしたほうがいいと思うけど、全然そんなこともなくて。日本で活動しているきゃりーぱみゅぱみゅをそのまま楽しんでほしいんですよね。私は純粋に好きなことをやって、ありのままの姿を見てくれたらなって。

新たな挑戦にはバッシングも付き物、RADWIMPSやセカオワ批判への思いも

――この4年間で音楽シーンも大きく変わりましたが、そのあたりは意識していますか?
きゃりー 流行の移り変わりはマジで怖いなと思います。芸人さんもそうですけど、去年までめちゃくちゃテレビで観ていた人が、全然出なくなったりするじゃないですか。音楽もそう。フェスに出させてもらうと、去年と今年で流行っているアーティストががらりと変わったりするので…。私は地味にやっていますけどね(笑)。ただ、今回のアルバムには、今までにはなかった新しい要素も入っているんです。最初のころと聴き比べてみると、いい意味で大人っぽくなったというか。「演歌ナトリウム」みたいな遊び心のある曲も入っているので、芯はブレず、進化できているのかなと。あとは「きみのみかた」もそうですけど、背中を押してあげられるような曲もあって。私自身もですが、新しい挑戦をするときは勇気がいるし、バッシングされちゃうこともあると思うんです。でも「行動してみないとわからないじゃん!」って伝えたいんですよね。このアルバムの制作中も、RADWIMPSの「HINOMARU」の歌詞について議論が起きたり、SEKAI NO OWARIのツアーセットが女性軽視だと言われたり。「それってどうなんだろう?」という気持ちもありましたね。クリエイター殺しだなって。

――もの作りをするときに、先回りして規制するのはつまらないですからね。
きゃりー 私も最初の頃は、無名だからこそできたこともあったと思うんです。「PONPONPON」のMVなんて、口から目玉が飛び出したり、顔をピンクに塗ったりしていますから(笑)。今は小さいお子さんのファンもいるから、「子どもに悪影響を与える」みたいなこと言われるかもしれないし、できるだけみんなが楽しめるものがいいなと思っています。でも、アマノジャクだから「ビックリさせたい」という気持ちもあって…。後輩のバンドにも、「今のうちに過激なことをやったほうがいいよ」と言ったこともあります(笑)。

――黒髪になったこと、ほぼすっぴんでCMに出演したのも、驚かせたいということだった?
きゃりー 18歳のときから7年間ずっと金髪だったので、単純に飽きたんです(笑)。でも、すぐに戻しちゃいました。「このままだと滅びる。私はやっぱり派手じゃなきゃダメ」って(笑)。黒髪だと、街でもなかなか気づかれなくて、「世界から自分が消えちゃう、私のことなんか誰も知らないんだ」って勝手に思っちゃって。取材で「もう落ち着いたんですか?」と聞かれるのも面倒くさいし(笑)。

原宿や渋谷からカルチャーが消えた?「全員、石原さとみさんかTWICEになりたいんじゃない?」

――「原宿いやほい」には“あの交差点から始まった”という歌詞があります。原宿は今も大事な場所ですか?
きゃりー そうですね。いまだに週4くらいで原宿にいるので。事務所もあるし、買い物もネイルも美容院も原宿。いろんな情報が飛び交っているし、個性的な人も多いから、やっぱり面白いなと思います。ただ雑誌の『KERA』『Zipper』が休刊になったり、カルチャー的なものは少なくなってるかもしれない。藤田ニコルちゃんとも話していたんですが、原宿からロリータファッションの人も減って、渋谷からはギャルがいなくなった。○○系というものがなくなっているのかなと思います。だからと言って、私ががんばって原宿を盛り上げようとするのも違う。今は全員、石原さとみさんかTWICEになりたいんじゃないかと思います(笑)。

――ニコルさんは、先日きゃりーさんとの “初ご飯”をインスタにアップしていました。
きゃりー ニコルちゃんはまだ二十歳ですけど、本当にがんばっていて。むしろ私のほうが刺激を受けています。ニコルちゃん、月曜日の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演しているから、旅行に行っても必ず土曜日に帰ってくるらしいんですよ。私だったら日曜のギリギリまで遊ぶのに、本当にプロだなと思います。私もまだまだがんばらないと!って。

オリコンニュース公式SNS

Facebook、Twitterからもオリコンニュースの最新情報を受け取ることができます!