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石原さとみ、目標は「友達をつくること」!『24時間テレビ』をきっかけに成長中
向き合う時間をしっかりかけて「意識を高めて」向かう
与えられた役割だけでなく、この機会を自分自身の成長へとつなげようとする姿が印象的だ。「仕事のためだけにやるとそこがゴールになってしまう、それでは私のなかで意味がない気がしちゃって、番組出演後も続くものにしたい。友達を増やしたい、人の心を知りたい、そう思ってオファーを受けたので、色んなキッカケを与えてくれた24時間テレビにはすごく感謝しています」。
番組を通じて早くも変化!「最初の壁を乗り越えるのが早くなった」
知可さんを「はるちゃん」と呼ぶ石原は、密着後から個人的にボイスメッセージでやりとりを重ねているそうで、「普通に今は友達です」とうれしそうに話す。「自慢の友達をみてもらいたい。前までは障がいのある人たちに対して、どう接していいかわからなかったときがあった。その人がどういう人かわからないから、接し方もわからない。その心の奥を知ることは勇気がいることであり大事なこと。今回の番組を通してその最初の壁を乗り越えるのが早くなりました」。
知可さんとは「すごく似てるんですよ。向上心、好奇心、自分にできることを伸ばそうとするところとか、ツッコミ方、声のトーン、しゃべるスピードまで。見ていて面白い」と目を輝かせる。「友達って、どれだけ相手のことを理解しているのか、どれだけ相手のことを知っているか、本音の部分とか心の奥を一時間でも話せれば、友達になれると私は思っているんです。そういう意味では友達が増えましたね。はるちゃんの他にもこの『24時間テレビ』のおかげで出会えて、プライベートで紹介を受けて会った人たちとも友達になれたり、輪が広がっています」と充実の笑みを浮かべた。
ドラマ撮影とはひと味違う、「『眠いです』とか正直に言ってみようかな?」
進行などは周囲の共演者に委ねる部分も大きいが「感動したものに感動し、勇気をもらえたら勇気をもらえたと言って、疑問を持つなら疑問を持つ。その場で感じたことを言葉にしていけたらと思います」と語る。
石原にとって本番当日の8月27日は15年前にホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、芸能界に足を踏み入れた思い出深い日でもある。「これまで番組を通して出会った人を含めて、いろんな人と深い話をして知識を増やして心のひだを大きく深くしていきたい。どれだけそのひだを深く多くできるか、当日までに集中力や探究心、知識欲が必要になっていくのかな」と思いを馳せる。
「それがこの先、自分の表現に影響を与えていくかは、今の時点ではまだわからないですが、振り返った時にわかるのかもしれない。でも確実に、前進できている気がします。」。仕事に対して、人に対して真摯(しんし)に向き合うその姿勢が石原の女優としての魅力を際立たせているのかもしれない。
(写真:草刈雅之)
『24時間テレビ40 告白 〜勇気を出して伝えよう〜』
今回のテーマは『告白』。さまざまな困難に立ち向かい、その思いを勇気をもって伝える人たちにスポットをあて、明日への希望と勇気を届ける。記念すべき第40回の節目を迎え、これまでの歴史を超える新しい可能性を探り、チャレンジする『24時間テレビ』を目指す。