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Mステ初出演、独自の声を持つシンガーAimerがアーティストに愛される理由
あの独特の歌声の要因は? 15歳で喉のアクシデントに見舞われる
デビュー直後からYUKI、flumpool、Superflyなどのヒット曲を手がけてきたクリエイターチーム“agehasprings”とともに制作を行い、質の高い楽曲によって自らのボーカルの魅力を徐々にアピールしてきた彼女。アニメ『機動戦士ガンダムUC』シリーズの主題歌を収録した5thシングル「RE:I AM EP」がオリコンランキング6位を記録したことをきっかけに知名度を上げ、6thシングル「StarRingChild EP」(2014年5月/3位)、8thシングル「Brave Shine」(2015年6月/4位)など、着実な成長を遂げている。
ワンオクTaka、RAD野田も絶賛、アーティストたちを惹きつける声
2016年7月にはTaka楽曲提供・プロディース曲「insane dream」、TK(凛として時雨)楽曲・プロデュース曲「us」が収録されたシングルを発表し、iTunes総合チャート3位を記録。また映画監督の岩井俊二が手がけた新曲「蝶々結び」のミュージックビデオも、公開から2週間で200万回再生を突破。先行配信した楽曲も、iTunes総合チャート最高2位を記録している。様々なフィールドのクリエイターとのコラボレーションは、シンガーとしてのAimerの可能性をさらに広げているようだ。
音楽ファン、アーティストから絶大な支持を獲得しているAmierの最大の魅力は、言うまでもなくその“声”にある。繊細さと強さ、大らかな包容力と心地よい開放感。色とりどりの感情を同時に感じさせてくれるボーカリゼーションは、現在の日本のシーンのなかでも飛び抜けた個性を備えていると言っていいだろう。9月21日にはニューアルバム『daydream』の発売も決定。野田、Taka、阿部真央、TK(凛として時雨)に加え、内澤崇仁(androp)、スキマスイッチなどが参加した本作は、Aimerの奥深いボーカルをさらに幅広い層のリスナーに浸透させることになりそうだ。
(文/森朋之)