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“乙女モード全開”バラエティで光る浜口京子のタレント力
ひとまず肩の荷を下ろしリラックスモードの浜口は、今年に入ってから度々バラエティ番組に出演。これまでは格闘技選手として男気あふれる姿が印象的だったが、バラエティでの浜口は、恋愛に興味津々で部屋にはたくさんのぬいぐるみ、キスしたことある?の問いには頬を赤らめ「ご想像におまかせします」と切り返すなど、ちょっぴり天然でピュアな乙女の一面が開花。ネットでは「浜口京子ってこんなんだっけ?」などの“混乱”のほか、「なにこの人、可愛すぎる!」「ホントこの子はめっちゃええ子や」「幸せになってほしい!」など話題を呼んでいる。
勇ましい格闘技姿と乙女な私生活との“ギャップ”が魅力
勝利した際、父親であるアニマル浜口が京子を肩車する姿も恒例に。バラエティ番組で親子出演する機会も増え、母親の初枝さんも出演するようになると、クセが強いのは父親だけではなく、母親もそうだったということが判明。まさかの事実に世間は驚くと同時に、両親から過剰なまでの愛を一身に受けるアスリートの浜口京子に、箱入り娘的な印象も抱いていった。
「同番組では自身の恋バナが飛び出すと頬を染める仕草も。これらがあざとければ“ぶりっ子”と嫌われかねないのですが、彼女の場合は背景が違う。浜口さんはアスリートとしての実績があり、そのためにすべてを犠牲にしてきたであろうことは視聴者にも容易に想像ができる。実際、彼女は同番組で男性の好みを聞かれた際に“たとえ体重が私より軽くても”という部分を“軽量でも”と思わずアスリート用語を使う天然ぶりも披露しました(笑)。今と逆行するような彼女の純粋さ、奥手ぶりは新鮮で、格闘技姿とのギャップがネタとして重宝できることからも、その新たな魅力は広がりやすかったのでしょう」(某・芸能雑誌記者)
アニマル家の箱入り娘が“国民的な箱入り娘”に
周囲がそうなら両親はもっと放って置けるはずがない。『メレンゲ〜』では、娘の結婚を応援する言葉を放つアニマルの姿が放送されたが、これに母の初枝さんは「この人の本心はそうではないはず」とポロリ。改めてアニマルの“娘バカ“ぶりが明かされ、これには京子も思わず苦笑いを見せていた。
「過去の番組で父親の過保護ぶりに(京子が)苦言を呈し、やや確執があることを話したことありますが、実のところ浜口さんは、両親をとても尊敬していると言われています。例えば、彼女のブログはハートまみれで乙女チックなのが特長ですが、7月7日には、タイトル『わっはっはー』、テーマは『気合いだあー』とあります。これは言わずもがな、父親のアニマル浜口さんの決め台詞。ブログでも何気なくアピールをしてしまうぐらい父の言葉や思いは彼女に染み込んでいるのです」(同)
いい意味でリフレッシュしながら恋に趣味にと生きる浜口だが、レスリングは「生涯現役」。今後も選手としての飛躍に期待しながらも、ここ最近の“国民の箱入り娘”的な好感度からタレントとしての活躍にも期待したいところだ。
(文:衣輪晋一)