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ORICON NEWS
“No1ブサ男”ノンスタ井上が一変、モテキャラで脚光
ブサイクとののしられても“イケメンな言動”を貫く強心臓
例えば、2015年に日本公開された映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のイベントに出演した際には、主演のトム・クルーズになりきって意気揚々と「(俺は)和製トム・クルーズ」とコメント。今年女性シンガー・ソングライター、メーガン・トレイナーの新曲「NO」の日本版MVに出演した際は、美女に取り囲まれながら流し目でキョロキョロ。SNSには揶揄する声もあったが、「(キャラが)ブレなさすぎてカッコよく見えてきた」との肯定的な言葉も多く見られた。
Twitterでの“神対応”がアンチファンの心も開かせた
キャラを一貫することで視聴者たちに免疫が!? 優しさも鍵に
また男性ながら、美容グッズやドリンクを愛用しその“美意識の高さ”も注目されている。今年5月に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、美容に関心がないと語る女優の笛木優子に対して、「美容は年金と一緒で年をとってから返って来るから、今やっとかなきゃダメです」とまさかのアドバイス。草食男子の多さが取りざたされる昨今、肉食系でありながら女心も心得た井上に、女子たちが惹かれているという可能性は高そうだ。
確かに井上は、著書『マイナスからの〜』のイベントで、「僕はブスな女性はひとりもいないと思ってます。だってどこか素敵な部分があるわけじゃないですか。それを見つける作業を男がサボっているだけ」と発言している。また「自分のことをブスだと思う気持ちこそがブスだ!! あなたがそこにいるのは両親の愛情の証」などと語っており、ネット上ではこれらについて「力をもらった」「心に響いた」など賞賛の声が多数上がった。
仕事ができて話し上手、面白くてポジティブで、女心も分かる優男という要素が揃えば、今の人気も納得。「自分をキズ付けても周囲は幸せにしたい」というハンサムな言動に、女子たちの目はハートマークになっている…はずだ。
(文:衣輪晋一)