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ORICON NEWS
“騒動”を糧に活躍する笹崎里菜アナの胆力
会者や共演者からのツッコミも堂々とした対応! 類まれな“鈍感力”を発揮
また、特番の『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦』では、有吉に「初対面なんですけど、元気かなと思って。寝不足じゃないですか、悩みないですか、イジメはないですか?」と矢継ぎ早に質問を受けると、「元気です。アナウンス部の雰囲気はいいです」と返答。くりぃむしちゅーの上田晋也からも「なんかちょっと私に対する視線が違うわって感じたことはない?」と突っ込まれると、「鈍感なのであまり気が付かないです。新人なので、ご指導頂く上で厳しいお言葉もありますが、それも全部受け入れています」と100点満点の回答。さらに自ら有吉に「アダ名をつけてください」と依頼。有吉に「パーソナルな情報があまり……笹ちゃんってわけにもいかないし。“はれもの”ですね」と命名されるも、「日本テレビの“はれもの”アナウンサー・笹崎里奈です」と満面の笑みで返したのだ。まさにこの瞬間、共演者のみならず視聴者も含めて、上田いわく「日本中が“スッキリ”した」のであった。
デリケートな問題を見事にバラエティ内で昇華
そもそも、あれだけの騒動をなかったことにして誰も触れないのはおかしいわけで、そこを笹崎アナは自虐的にならない程度にさりげなくネタ化させてしまい、その精神的なたくましさを見て取った共演者たちも安心してツッコミを入れられる。デリケートな問題を見事にバラエティ内で昇華させる流れを作ったという意味では、笹崎アナは新人女子アナとしての第一関門を完全に突破したと言えるだろう。
ルックスにしても美人女子アナであることは間違いないし、一部では「フジテレビの加藤綾子アナに次ぐ逸材」とする声さえある。実際、日本テレビにしても、全局の中でダントツの人気を誇る水卜アナ(『好きな女性アナウンサーランキング』2年連続1位)以外、近年は人気女子アナを排出していないのも事実で、このあたりで看板女子アナを育てたいところでもあるだろう。笹崎アナには特別な“話題性”があることから視聴率は見込め、ハナのある美人で、このフレッシュな時期に売り出さない手はないとも思われる。
本人の努力とアナウンサーとしてのスキルアップがカギ
“高度の清廉性”を欠いたかどうかはかともかく、自分の信念のもとに日本テレビを相手に訴訟を起こしたその度胸と覚悟だけでもたいしたものであるし、ひょっとしたら“逸材”かもしれない。今のところ、好スタートを切っているとも言えるだけに、今後の笹崎里菜アナの成長、活躍ぶりが気になるところだ。
(文:五目舎)?