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オリコンニュース
期待の新人7組と片平里菜、若さ溢れるエネルギッシュなステージで魅了
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トークを交えながらファンとの距離を縮めた出演者たち
続いて、12月2日にシングル「オールカテゴライズ」でデビューを控える焚吐(たくと)が登場。スポットライトを浴びながらアコギの弾き語りで「ティティループ」を披露したほか、アニメ『ヤング ブラック・ジャック』(TBS系)エンディングテーマで好評の「オールカテゴライズ」と、カップリング曲の「子捨て山」は、エレキギターを弾きながらのバンド編成で披露。「本日はお越し下さいましてありがとうございます。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします」と実に丁寧な口調で淡々とした焚吐。しかし曲が始まると、エレキギターをかき鳴らしながら、どこか儚さを漂わせたまっすぐピュアで歌声を聴かせ、ギャップで観客のハートをグッと掴んでいた。演奏後のトークでは、「2つの質問をいっぺんにしないでもらえますか」とWエンジンにツッコミを入れる場面も。独特の世界観で、会場を包み込んだ。
YouTuberとして様々な動画を投稿して人気を集めたUMI☆KUUN(うみくん)は、バラエティ感たっぷりのステージ。MC中に「スマホ中毒なので」と、スマホを取り出しツイッターの質問に答え始めたり、一気にまくしたてる絶妙なトークで、会場を笑いの渦に巻き込んだ。後半は、ダンサー2人とDJを迎えてステージを展開。ダンサーは、UMI☆KUUNが教育実習で行った学校の女子生徒で、DJは実の妹とのこと。UMI☆KUUNの軽妙なノリと教員免許を持っているというギャップに、会場から意外だという声があがった。エレクトロサウンドに乗せて、太くまっすぐな歌声で観客を魅了した。10月に発売したデビュー曲「I am Just Feeling Alive」は、クラシックバージョンでも披露。ステージ前でお客さんとハイタッチしたり握手したりと、サービス精神満点のステージを展開した。
安良波明里(あらは めいり)は、ダンサーを従えてキレのあるダンスとソウルフルな歌声を聴かせた。LAに留学して学んだというダンスは本格的なもので、男女6名のダンサーとの息もバッチリ。ミディアムテンポの「PARTY TIME」では、劇っぽい要素のあるストーリー性を持ったダンスを披露。「SIMPLE LOVE」では、ダンスはお休みして情感をたっぷりと込め、エモーショナルなボーカルを披露した。また、ラストの「you!you!you!」では、タオルを回すなど、会場一帯となった盛り上がりにうれしそうな表情を見せた安良波。「アーティストデビューしてまだ5ヶ月なので、まだ少し緊張しています」とも語ったが、ダンスも歌声も圧倒的な存在感。ソロアーティストとしてのポテンシャルの高さを集まった観客に見せつけた。
グループからバンドまで個性派揃いの注目株が登場!
「佐賀から出て来た私たちが、こんなに大きなステージでやれるなんて、緊張します!」と、初々しいながら全力のアツい演奏を聴かせたのは、佐賀県出身のガールズバンド・がんばれ!Victory。野球のユニフォームを模した衣装に身を包んだキュートなルックスと、裏腹の迫力あるバンド演奏に盛り上がるファン。「KGSD」では頭を振りながらのパワフルな演奏を聴かせ、ギターのれながかっこいいソロを披露すれば、もう1人のギターのみなみはピョンピョンと飛び跳ねながら演奏。全員実に楽しそうな表情を見せ、野球の応援歌に乗せた自己紹介もオリジナリティに溢れていた。「DEAR」ではサビでタオルを回して盛り上がったほか、ラストには最新曲「ラリラリラ」も披露。基本はハードロック調だが、途中でワルツ調になったりするユーモア溢れる展開が楽しいナンバー。元気で明るく爽快で楽しい、彼女たちの魅力をめいっぱいアピールした。
Thinking Dogs(シンキング ドッグス)は、チェックをあしらったお揃いの衣装で登場し、大島優子が主演したドラマの主題歌として話題を集めた「世界は終わらない」や、島崎遥香主演の映画『劇場霊』主題歌「もしも あなたが・・・」など4曲を披露した。ストレートでエネルギッシュなロックサウンドを聴かせた彼ら。ベースのわちゅ〜は低い姿勢でステップを踏んだり動き周りながら演奏し、ギターのJunは終始ニコニコとした笑顔でギターを演奏。ドラムの大輝はパワフルさもありながら、スティックを回したりと小技を効かせた演奏で魅せ、ボーカルのTSUBASAは客席の1人ひとりに語りかけるようにエモーショナルな歌声を響かせた。トークでは、親指と小指を立てるガムロック・ポーズを伝授するなど、Wエンジンとも意気投合。ロックバンドとしての存在感を発揮した。
ゲスト出演となった片平里菜(かたひら りな)は、2年前に新人アーティストとして本イベントに出演した経験がある。「この2年はあっと言う間でしたが、またここに戻って来られたことは感無量です。あのとき、みなさんが拡散してくれなかったら、こうして戻って来ることはできませんでした。今日も素晴らしい新人がたくさん出演していて、私ももっと頑張らなきゃと思いました」と、このイベントの意義を実体験と共に語った彼女。ライブは、最新シングル「誰だってシンデレラストーリー」をはじめ、「女の子は泣かない」など6曲を披露。「この空を上手に飛ぶには」はアコギの弾き語りとハーモニカで聴かせ、ハーモニカホルダを外す際には髪が引っかかってしまって「いつもこうなるのが悩み」とはにかんだ。ラストはマイクを使わず、生の歌とアコギの演奏だけで「最高の仕打ち」を披露。いい緊張感と共に圧倒的な歌声で聴かせ、2年前から一回りも二回りも大きく成長した姿を見せてくれた。
(文:榑林史章/写真:鈴木かずなり)




