佐々木希インタビュー
挑戦してみないとわからない　一歩を踏み出すことが大事

カラダの柔らかさを活かせる仕事をしたい

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――多くのCMに出演されている佐々木さんですが、これだけカラダを動かした撮影はあまりないのでは？
佐々木そうですね。新体操の経験がありますので、カラダの柔らかさを活かせる仕事をしたいと思っていました。こういう形で披露させていただけて嬉しかったです。

――カラダの柔らかさは変わらず維持できるものですか？
佐々木新体操をやめてからも、家で時々ストレッチはしていたので、ある程度は維持できていたみたいです。

――カラダを動かすことは好きなんですか？
佐々木好きです。今でもフィットネスに通ったり、自宅でもストレッチや軽い運動をしています。カラダが軽くなるとリラックスできるので、気が向いたときにカラダを動かしています。

――ふだん姿勢にも気をつけたりしていますか？
佐々木身長が高いので、食事のときなど油断すると背中が丸まってしまうこともあるので、ふだんから背筋を伸ばすように心がけています。

整体は気持ち良くてリフレッシュできます

――整体に行くこともありますか？
佐々木はい、行きます。気持ち良くてリフレッシュできますし、整体師の方に「真っすぐになってきました」と言っていただけると、「良くなったんだ」と実感できてうれしくなります。

――ほかに、美容や健康のためにしていることは？
佐々木野菜をたくさん摂って、自宅で適度な運動をしています。腹筋をしたり、ダンベルを使用してトレーニングをしたり。回数は少なくてもいいから、毎日継続することを心がけています。

――女性からも「きれい」と言われることが多いと思う佐々木さんですが、自分のなかではコンプレックス的なことがあったりもしますか？
佐々木たくさんあります。ただ、以前はどこもかしこも気になってしまい、自分を否定してしまっていましたが、最近はコンプレックスに感じるところを何とか活かせないかと考えるようになってきました。そうしたら気にならなくなってきたんです。

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――佐々木さんのどこに否定する部分があったのか、さっぱりわかりませんが。
佐々木たとえば、首が長いことがすごくイヤだったんです。でも、「タートルネックが似合う」と言っていただけて、プラスに考えられたり。あとは鼻の形が気になるとか、挙げたらキリがありません。でも、周りの方に「それが良いんじゃない？」と言っていただいたり、おでこを出したくない時期もありましたが、一度撮影で挑戦してみたら「絶対に出したほうがいい」と誉めていただいたりしたので、一歩を踏み出すことが大切だと思いました。

――自分では気がつかない良さもありますよね。
佐々木そうなんです。挑戦してみないとわからないですし、周りの方の意見は貴重だなと思います。

――ちなみに、この暑い夏にカラダのために気を配っていることというと？
佐々木ノドを痛めないように室内の温度だけでなく湿度にも気をつけています。あとは、水分を多く摂ることです。一度、仕事中に熱中症になってしまったことがあるんです。自分が体調を崩したことで、とてもご迷惑をおかけしてしまったので、それ以来とくに体調管理に努めています。
（文：斉藤貴志／写真：鈴木一なり）

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プロフィール

佐々木希(ササキ ノゾミ)
1988年2月8日生まれ、秋田県出身、AB型。2006年に芸能界デビュー後、ドラマや映画、CMなど幅広く活躍。2015年10月から上演される『ブロッケンの妖怪』で初舞台に挑戦する。主演映画『縁（えにし）The Bride of Izumo』（2016年春公開予定）、映画『星ガ丘ワンダーランド』（2016年公開予定）の公開が控えている。