ORICON NEWS
SHINee、メンバーの“LOVE(愛)”なこととは
メンバーそれぞれの魅力とは
キー 早く東京ドームのステージに上がりたいという楽しみな気持ちでいっぱいです。東京ドームはまさに僕らがデビューしてからずっと目標にしてきた場所なので、今、リハーサルをしながら、いろんな想像を膨らませているのですが、もうすぐなのに、正直、まだ信じられないという気持ちもどこかにあります。
――緊張はしていますか?
テミン もちろんしています(笑)。でも、初めての東京ドーム公演なので、みなさんが満足できる最高のステージをお見せするために、一生懸命リハーサルをしているので、心配はないです。それよりもいいコンサートになる自信があります!
――期待しています。では、新曲「Your Number」の聴きどころを教えてください。
テミン この曲では、男女の恋が表現されているのですが、聴きどころは、<Can I Get Your Numbert>と連呼する部分です。そして、SHINeeならではのリリカルなパフォーマンスが見どころです。
ミンホ ミュージックビデオでは、僕たちがひとりの女性にひと目ぼれをして、電話番号を聞くというストーリーになっているのですが、メンバーそれぞれのデートシーンがあるので、ぜひそこを注目してみてほしいです。
――みなさん照れてましたね(笑)。カップリング「LOVE」の聴きどころを教えてください。
キー ダンスナンバーの「Your Number」とは違って、バラード曲なのですが、この曲も東京ドームのステージの上で歌うのが楽しみな1曲です。
――では、「LOVE」というタイトルにちなんで、普段メンバーの“LOVE(愛)”を感じることはありますか?
オンユ いつも愛してます。
一同 (照笑)
テミン メンバーたちからLOVEを感じたことですよね? それは……(照笑)
オンユ それは何?
テミン 言えません(笑)。
キー 僕は、メンバーから(自分に)感じたLOVEではなくて、
テミン ないの?
キー 例えば、テミン君はアニメを愛していたり。
テミン (笑)
キー 毎週チェックして見たりするのは、アニメに対する愛、パッションがないとできないでしょ?
――確かに。
テミン アニメ大好きです。
キー あと、ミンホ君は、運動を愛しています。スケジュールが終わってから、バスケットボールをやったりするのは、愛がないとムリでしょ? そして、オンユ君は、
テミン 食べ物への愛はすごいです(笑)。
オンユ 僕は、食べることと寝ること。
キー 寝ること好きだね〜(笑)。
オンユ そして、キー君は、
キー 僕は……自分を愛しています(笑)。
オンユ 一番大事!
テミン あと、最近は朝カフェにいることが好きです。しかも、ひとりで。
――ひとりで!?
キー はい。ひとりで行きます。仕事はたいてい午後に始まるから、僕はとくに朝型人間というわけではないですけど、起きたら何か絶対やる人なので。というか、何もしないとさみしくなっちゃうので、スーパーに買い物に出かけたり、外に出るようにしていますね。
――朝からアクティブに動き回ると。逆にずっと部屋にこもっている人は?
キー 僕以外の4人(笑)。でも、朝だけで、それ以外は普通に出かけたりしてると思いますけど。
オンユ とくにジョンヒョン君はずっと部屋にいますね。
――ほかに朝が苦手な人は?
ミンホ&オンユ (同時に手を挙げる)
テミン オンユさんは、寝ることを愛してますから(笑)。
――そうでしたね。あと、キーさんといえば、ファッションリーダー、ファッションへの愛もあるのでは?
キー (照笑)僕もテミン君みたいにネットでファッションをチェックしたりしています。
テミン 僕はアニメですけど(笑)。
――では、「Your Number」の歌詞に<同じ気持ちそっと 隠したまま 時が止まってしまったようさ>とありますが、みなさんにも同じようなことはありましたか?
テミン 韓国でデビューしたばかりのとき、ダンスを間違えてしまって。あっヤバい、どうしようって、その瞬間がものすごく長く感じられて、まるで映画のフィルムのように、家族とかみんなの顔が浮かんできました(笑)。あのときはずっと緊張が止まらなかったです。
――そんなことがあったんですね。でも、実際にステージに立っているみなさんを見ていると、全然緊張しているようには見えないですが。
テミン 今はもう慣れたから、めったに緊張しないけど、新人の頃はすべてがはじめてのことばかりなので、緊張の連続でした。
――そういった時代を経て、今があるんですね。では、「Your Number」の歌詞に<君のことが知りたい>とありますが、改めてメンバーそれぞれの魅力について教えてください。
オンユ じゃあ、僕からいきます。
ミンホ リーダー!
オンユ 僕は、キー君の魅力を言います。いつも隣にいる人の面倒を見ています。
一同 (笑)
オンユ あと、自分を愛する気持ちが強いので、見習いたいです。
――自己愛が強くて、面倒見がいんですね。では、キーさんからオンユさんの魅力を。
キー オンユ君を見たら、いつも優しい雰囲気がするじゃないですか。でも、それ以外の面もあります。仕事的には厳しくて、ワイルドな姿もときどき出たりします。やらなくちゃいけないことはすぐにとりかかるし、練習もずっとしてるし。
――努力家ですね。
キー 努力家なのに、そういう姿をあんまり見せたがらないところが、僕はワイルドだと思います(笑)。
――なるほど。では、テミンさんから見たミンホさんの魅力を教えてください。
テミン 肯定的な性格……そして……(言葉に詰まり)と思います。
キー ちょっとそれだけ?(笑)
テミン 例えば、僕が疲れているとき、一緒に頑張ろう! って、盛り上げてくれる、ムードメーカーです。
ミンホ 僕から見たテミン君の魅力は、肉食系ということもあるのですが、ひとつのことにのめりこむと頑張って最後までやり抜く、集中力がすごいと思います。
テミン 逆にほかのことと一緒にすることはできないです。
――今日、残念ながらジョンヒョンさんがいらっしゃらないのですが、ぜひジョンヒョンさんの魅力も教えてください。
オンユ ボーカルの能力がすごいと思います。いつでもどこでも彼が歌うと、見ている人たちが引き込まれてしまう、そんな魅力が彼にはあります。
――オンユさんの歌声とコントラストとなって、それがまた絶妙な音色を生み出してますよね。またステージはもちろん、SHINeeというグループは非常にチームワークのよさが印象的ですが、何か秘訣はありますか? メンバー同士で話し合いはよくされますか?
オンユ よく話し合いをするので、チームワークがいいと思います。
キー 練習生のころから8年以上も一緒にいるから、お互いのいいところも悪いところもすべてを理解できるようになって、自然にケンカもしなくなりました。だから、チームワークのために、特別これをするというのはないです。
今回の東京ドーム公演をきっかけに、もっと上にあがるSHINeeになりたい!
ミンホ 本当に時間が早く過ぎた気がします。ツアーもすでに3回終えてるのが不思議なぐらいですし。
オンユ いつも待ち遠しいですね。
――SHINeeとしてこの4年間に変化したこと、またそれぞれが成長したと感じることはありますか?
キー 毎年大人になった姿を見せたいですっていう話をしています。今回の「Your Number」もいつも説明するときに、大人になったSHINeeをお見せできるように頑張ります!と言っているのですが、きっとその気合いで今まできたと思います。そして、これからも成長する姿をみなさんにお見せするために、本気でいろんなことに挑戦していくと思います。もちろん根本の部分では、変わらないところもありますが、歌やダンスパフォーマンスといったスキルはもちろん、自分の見せ方であったり、それぞれの表現力がこの4年間で大きく変化したと思います。
――昨年はソロ活動などもあったりしましたが、印象に残っている出来事や、その中で得たものはありましたか?
キー 全国ホールツアーをしたことが一番印象に残っています。
ミンホ 本当にいろんな土地にいって、たくさんのファンの方に会えたことで、得るものがたくさんありましたし、何十回と積み重ねてきたものが今回の東京ドーム公演につながっていると思います。
キー 初めての経験だったのですが、お客さんと近い距離でうれしかったですし、そのなかで勉強になることも多かったですし、何より日本語が上達しましたね。
――今日のインタビューもほとんど日本語ですし、こちらの質問は訳さなくてもみなさん理解しているのがすごい!
キー 韓国と行ったり来たりはしていましたけど、だいたい半年ぐらい日本にいましたから。
オンユ あれだけ長く日本にいたことはなかったので、いい経験になりました。
――1年の半分を日本で過ごしていたと。では、これまでの活動を通して感じたSHINeeの一番の魅力は、どこだと思いますか?
キー 5人になったときのバランスがすごくいいと思います。
オンユ シナジー!
テミン あと、自分で言うのはおかしいかもしれないけど、
キー いいよ(笑)。
テミン 歌もダンスも、みんなの実力が本当に高いと思います!
――そんな5つの才能が集まったSHINeeは、いろんな意味で最強のグループですよね。
ミンホ そう信じてこれまでやってきました。そして、これからもっと個の実力をアップさせて、グループに還元させていきたいです。
――「LOVE」の歌詞にも<想いはひとつ><願いはひとつ>とありますが、今、みなさんの中で抱いている想い、SHINeeとして新たに叶えたい願い(目標)はありますか?
ミンホ みんなが健康でいること。
オンユ 幸せであること。
テミン 今回の東京ドーム公演をきっかけに、もっと上にあがるSHINeeになりたい! ですし、なれるように頑張りたいです。
――ちなみに今回の東京ドーム公演に関して、事務所の先輩である東方神起のメンバーからは何かアドバイスなどはありましたか?
テミン 『SM TOWN』のときに、「たぶん間もなくできるから頑張って!」と、まだ何も予定が決まっていないのに言ってくれました。東方神起先輩は、いつもお会いすると、前向きな言葉をたくさんかけてくださるので、とても励みになります。
ミンホ 東方神起先輩のようにいつかドームツアーができるようになりたいですが、まずは目の前の東京ドーム公演を成功させたいです。
キー さらに大きな会場でやりたいという思いがないわけではないですが、グループとしてのレベルアップをとにかくしていきたいです。
――どんなに大きくなっても初心は忘れないと。
キー もちろんです! あと、個人的な目標としては、日本語を完ぺきにマスターすること。昨年末から本格的に勉強をしているんですけど。
オンユ 少しずつ漢字も読めるようになっていますし。
テミン 僕たちとレベルが違いすぎる……(笑)。
キー だって、僕はものすごく勉強してるから。
テミン でも、キーさんのレベルがあがったら、そばにいる僕も一緒にあがると思うから、キーさんよろしくお願いします(笑)。
キー わかりました!
――では、最後にORICON STYLEの読者にメッセージをお願いします。
キー オリコンさんといえば、昨年はじめて3rdアルバム『I’m Your Boy』で1位をとらせていただいて、応援していただいたファンのみなさんに感謝したいです。
オンユ ファンのみなさんのおかげで夢だった東京ドームのステージにも立たせていただくことができました。でも僕たちはまだまだこれからなので、さらにいいステージ、楽曲をみなさんにお見せしていくことを約束します。これからも僕たちSHINeeをよろしくお願いします。
(文:星野彩乃)