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芸能人の“元日婚” 新たなトレンドに?
◆芸能人の入籍、結婚が年末年始に多い理由
このほかにも、永井大&中越典子が12月30日に入籍、事務所のサイトを通じて翌大晦日にコメントを発表。向井理&国仲涼子は12月28日に入籍して30日に発表、米倉涼子は会社経営者との結婚を12月26日に発表している。
年末年始に芸能人の結婚が多いのは、今に限ったことではない。年末年始でワイドショーなどの情報番組がお休みになり、芸能情報に追い回されることが少なくなるため、プライベートの部分の露出を避けたい芸能人の結婚は自然に多くなる。逆に、芸能記者やワイドショー関係者は、誰が年末年始に結婚を発表するか、注意深く見守る傾向があるようだ。
また、結婚と同様に離婚に関しても、年末年始に発表をすればメディア露出が通常よりも少なくなる。そのため、かつては離婚発表も多かった。例えば2013年末には原田知世とイラストレーターのエドツワキや、沢尻エリカと高城剛などの大物カップルの離婚発表が相次いだ。
◆イメージが変わった?一般にも広がる元日婚
これは、芸能情報的な露出を避けるためという理由に加えて、もうひとつ理由がありそうだ。最近の傾向として、これまで誕生日や付き合い始めた日などプライベートな記念日にすることが多かった入籍や結婚を、パブリックな記念日にする人が多いのだ。とくにお正月は、おめでたい時期であり、ふだんなかなか顔を合わせることがない家族、親戚一同が集うタイミングでもある。そんななか、円満で祝福された結婚を望む人々が増えているようだ。
芸能人、文化人のこうした話題が増えることで、年末年始に結婚を発表するイメージは良くなっているだろう。来年以降の年末年始には、一般人の結婚、入籍もさらに増えるということもありうるのではないだろうか。