謎の女“艶”に翻弄される男と女のいびつな愛の形をセンセーショナルに描き出した『つやのよる』。大人の男女の気持ちを推し量ろうと揺れ動く女子学生・麻千子を演じた忽那汐里が感じた女性のずるさ、大人の女の感情とは……!? 二十歳を迎える今の心境も語る！

大人の女性に興味があります

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――もうすぐ二十歳ですね。大人ってわからないなって思うところはありますか？大人になったらやってみたいこととかは？
【忽那】　うーんなんだろう……。たくさんあるんですけど、マネージャーさんとか、スタッフさんが、私なんかに気を使ってくれるのは悪いなって思ったり（笑）。大人になったらやってみたいのは、事務的なお仕事ですね。伝票を書いてみたり……。それ以外にも自分だけでいろいろなことをできるようになりたいです。この映画のなかでは大竹さん演じるお母さんと一緒にお酒を飲みに行ったりしていますけど、お酒を飲めるようになるのは楽しみですね（笑）。

――これから、どんな役をやっていきたいですか？
【忽那】　今までは学生の役がどうしても多かったので、仕事をしている大人の女性の役に興味があります。特定の職種への希望とかはないんですけど、今までの等身大の役からかけ離れた役をやってみたいです。例えば、煙草を吸っているような（笑）。
（文：西森路代／撮り下ろし写真：鈴木一なり）
スタイリスト：櫻井まさえ／グリーンワンピース【spoken words project】

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映画情報

つやのよる

春二は艶という女性と駆け落ちし大島へとたどり着くが、気ままな妻の不貞に悩まされてきた。そんなある日、艶の病気が発覚しさらには昏睡状態に。これまで無心に彼女を愛し続けてきた彼は激しく動揺する。ついに春二は艶が関係を持った男性たちに、彼女の死期が近づいていることを知らせようと思い立つが……。

監督：行定勲
出演：阿部寛　小泉今日子　野波麻帆　風吹ジュン　真木よう子　忽那汐里　大竹しのぶ
【OFFICIAL SITE】
2013年1月26日（土）全国ロードショー
(C)2013「つやのよる」製作委員会

関連リンク

・撮り下ろしフォトギャラリー
・映画公式サイト