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三吉彩花 SPECIAL INTERVIEW すごく厳しい現場で鍛えられたい!! そしていつか…
私もハツキもちょうど反抗期を迎える年齢…
【三吉】 そうですか？ありがとうございます！最近まで沖縄で映画の撮影をしていたんですけど、その撮影から帰ってきたら、大人っぽくなったねっていわれるようになりました（笑）。
――『グッモーエビアン！』では中学三年生のハツキ役でしたが、その頃とも違いますね。
【三吉】 この映画の撮影は一年前にあって、私もハツキもちょうど反抗期を迎える年齢だし、自分と重なる部分が多くて共感できるところが多かったですね。
――普段の三吉さんはハツキに似ているんですか？
【三吉】 そんなに変わらないですね。落ち着いていて、あんまりキャッキャッしたり、はしゃいだりはしない方です。
――友だち役の能年玲奈さんとは普段から仲がいいそうですね。
【三吉】 そうなんです。玲奈ちゃんは普段も劇中のようにぽわぽわしてて。私はサバサバしてて、ぜんぜんタイプが違うから一緒にいてすごく楽しいです。
――今回の役作りで準備したことはありますか？
【三吉】 最初に台本を読んで何を準備しようかなって考えたんですけど、ハツキとは歳も同じだし、性格も似ているしで、自然体でいくしかないなって。監督も「自然に」ってアドバイスしてくれたので、作りすぎないでリアルに見えるように心がけました。
気合いを入れたいときはロックテイスト
【三吉】 思春期って、親に言われることすべてが面倒くさいし、放っておいてほしいんですよね。でも、ハツキの母親はむしろ自由にしろっていう感じで、新しいお母さん像でしたよね。私的にはそんな風にちょっと変わったお父さん、お母さんもいいなと思うんですけど、いろいろ考えると普通が一番って気もするし……。あんな家族とも一度は暮らしてみたいですね。
――どれくらいの期間だったら一緒に暮らしてみたい？
【三吉】 うーん、三ヶ月くらいかな（笑）。
――劇中、母親のアキと大泉洋さん演じるヤグがパンクでロックな生き方をしていて、ハツキはその影響でパンクを聴いたりもしていますが、三吉さんが両親に影響を受けたことはありますか？
【三吉】 母親とよく買い物に行くんですけど、最近はファッションの好みがだんだん似てきています。母の影響でロックっぽいカッコいい服が好きになりました。母とは身長も体重も靴のサイズも一緒なので、服はふたりで兼用にしています。
――じゃあ、今日の私服もそんな感じですか？
【三吉】 やっぱり、気合いを入れたいときやカッコよくいきたい日は、ロックテイストなファッションを選んでしまいます。今日は、白地に黒のロゴがあるロングTシャツに、黒で一見すると柄のわかりにくい感じの豹柄のパンツに、黒のショートブーツに黒のコート、それからスタッズのついた赤いクラッチバッグで来ました。これから舞台挨拶があるので、気合いを入れたいなと思って。
（文：西森路代／写真：片山よしお）
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映画情報
グッモーエビアン！
アキと15歳のハツキは親子で二人暮らし。かつてはパンクバンドのギタリストで、17歳でハツキを産んだアキとしっかり者の娘・ハツキは対照的だが、まるで友達のように仲がいい。ある日、二人の元へ、2年近く海外を放浪していた自由人・ヤグが前ぶれもなく帰ってきた。アキと一緒のバンドでボーカルだったヤグ。ヤグとアキはハツキが産まれる前から一緒に住んでいた。しかし、思春期のハツキは、本当の父親ではないヤグの奔放な行動に苛立ってしまう。そんな中、親友との喧嘩をきっかけにハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去のある出来事を知ることになる――。
監督：山本透
出演：麻生久美子 大泉 洋 三吉彩花 能年玲奈
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
全国公開中
（C）2012『グッモーエビアン！』製作委員会
関連リンク
・自分と重なる部分が多い役！映画予告編をCHECK☆
・『グッモーエビアン！』映画公式サイト
