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ORICON NEWS
復活してほしいバンド TOP10
いつの時代も色あせないサウンドが支持を集めたジュディマリ
“ジュディマリ”の愛称で親しまれた彼らは、1993年9月に「POWER OF LOVE」でデビュー。ボーカル・YUKIのキュートで伸びのある歌声、TAKUYAと恩田快人が生み出す卓越したメロディとポップセンスで若者を中心に人気を拡大し、1995年6月発売の「Over Drive」でブレイク。以降、シングル「そばかす」やアルバム『THE POWER SURCE』、『POP LIFE』など次々とミリオンヒットを飛ばし、日本を代表する人気バンドのひとつとなった。「今でも聴いている」(佐賀県/20代/男性)、「音楽性は今でも通用すると思う」(大阪府/40代/男性)など、いつの時代も色あせない鮮やかなサウンドが、解散から10年以上を経た今も支持を集めている理由のようだ。
今回の調査では、青春時代にリアルタイムで聴いていた20代・30代から多くの票を集め、「思い出の曲がたくさんある」(千葉県/20代/女性)、「私の青春そのものです」(岡山県/30代/女性)と、学生時代の記憶が彼らのヒット曲とともによみがえってくる、という声が多かった。また、「再結成が多いなかで全くその動きがないから」(青森県/20代/男性)というコメントもあり、再結成が多い今だからこそ、なおさら生の演奏を観たいという思いが高まっている。
氷室京介の活動休止宣言でBOΦWY復活を望む声が高まる
また、ソロ歌手として活動していた氷室がライブ活動の無期限休止を表明したこともあって、「活動休止する前に少しでもいいから復活してほしい」(青森県/30代/女性)、「氷室さんがライブ活動を休止されるというニュースを見て、最後に一度だけでいいから再びあのメンツでやっているのを見たくなった」(埼玉県/30代/男性)、「メンバーは復活を希望しないと思うけど、期間限定でも実現したらすごいと思う」(沖縄県/40代/女性)というコメントも多かった。
そのほかの上位ランキングを振り返ってみると、3位の【THE YELLOW MONKEY】や4位の【THE CHECKERS】、9位の【THE BLUE HEARTS】など、それぞれ唯一無二の世界観を持ち、音楽リスナーだけでなく、後に続くバンドたちに大きな影響を与えたグループがずらりと並んだ。特にJUDY AND MARYやBOΦWYなど、“再結成してほしいけど無理だろうな…”とリスナーが感じているグループへの要望は強く、“伝説”になっているからこそ、そのパフォーマンスを観てみたいという思いが強いようだ。伝説のバンドの復活に対しては複雑な思いを抱くリスナーも少なくはないが、それをきっかけにリスナーの眠っていた音楽への情熱を喚起することができれば、音楽自体の活性化にもつながるかもしれない。
※2014年8月29日時点で、解散または活動休止しているグループを対象に調査したもの。
復活してほしいバンドランキング
- 順位
- バンド名/活動詳細
- シングル売上
ランキング - リリース一覧
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- JUDY AND MARY
(2001年3月 解散)
- JUDY AND MARY
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- BOΦWY
(1988年4月 解散)
- BOΦWY
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- THE YELLOW MONKEY
(2004年7月 解散)
- THE YELLOW MONKEY
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- THE CHECKERS
(1992年12月 解散)
- THE CHECKERS
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- ZONE
(2005年に解散後2011年再結成。2013年4月に活動終了)
- ZONE
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- プリンセス・プリンセス
(1996年解散後2012年復活。2012年12月に活動終了)
- プリンセス・プリンセス
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- ELLEGARDEN
(2008年5月 活動休止を発表)
- ELLEGARDEN
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- オフコース
(1989年2月 解散)
- オフコース
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- THE BLUE HEARTS
(1995年 解散)
- THE BLUE HEARTS
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- FUNKY MONKEY BABYS
(2013年6月 解散)
- FUNKY MONKEY BABYS
集計期間:2014年7月30日(水)〜8月5日(火)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
関連リンク
・<特集Vol.2>再結成ブームについてどう思う?
・<ランキング>復活してほしいバンドランキング