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ORICON NEWS
森山直太朗『12周年を迎える今の姿と明かされなかった心情を語る特番を放送!』
12周年を迎える森山の今の姿がここに――ツアーファイナルの模様を放送!
オープニング曲は、最新アルバムの1曲目でもある「そりゃ生きてればな」。続けて、「太陽」、「夕暮れの代弁者」と伸びやかな歌声で観客を惹きつけると、MCでは、「わたくし、姓は森山、名は直太朗。ギターを抱えたマカロニ侍でおなじみ森山直太朗でございます」と、どことなくマカロニウエスタンをイメージさせる衣装で和やかなムードを漂わせた。
最新アルバムのリード曲になっている「どこもかしこも駐車場」や「うんこ」など、独特のセンスが光る楽曲を次々と披露。今年、12周年を迎えるという森山は、「ひとつのことを続けるのは、すごいことだなと思うんです。と同時に、本当にありがたいことだなと思います。これからも自分らしく、丁寧に、活動を続けていきたい」と抱負を語った。そこに、どこからともなく虫の羽音が聴こえ、「よく虫が死んでいる」へ。この曲は、昭和の歌謡曲っぽい雰囲気のアップテンポナンバーで、振り付けやダンスなどステージアクションで会場を湧かせた。かと思えば、桜の季節に街に溢れる名曲「さくら(独唱)」や最新アルバムのタイトル曲でツアータイトルにもなっている「自由の限界」で締めくくった。
アンコールでは「生きとし生ける物へ」をなんとマイクを使わず、弾き語りで披露。静けさのなかで聴こえてくる歌とギターの音色は、大音量で聴かせるバンドサウンドにも負けない“力強さ”と“生命力”のようなものを感じさせた。さらに、突如、この最終公演のみに新曲「小さなボストンバック」を初披露。この楽曲の制作秘話や森山直太朗自身の素顔にも迫るドキュメントもコンサートの映像に加えて4月13日に放送される。
森山直太朗の知られざる素顔に迫るドキュメントも放送!
「今回、WOWOWに撮ってもらったライブ映像を観て、ステージで歌う自分は思ったより余裕ないんだなということに気づきました。そう、僕はいつも自分が作った曲に振り回されているんですね。でも、もともと受け身の気質だから、コンサートではそうやって追い込まれている様子をみなさんに見てもらうというのが面白いのかもしれません。ヒーヒー言いながら熱いおでんを食べている人を見るのと同じように(笑)」とユーモアを交えて説明。他にも「モラトリアムで学生気分が抜けないというのが僕のストロングポイントなんです」、「人間の絆というテーマを表面的に歌うとむず痒いものになってしまう」など、矛盾するようで奥の深い言葉がいくつも彼の口から語られる。メジャーデビューから12年、森山直太朗のこれまで明かされなかった心情が見えてくる。ファンならずとも必見のインタビューになりそうだ。
森山直太朗のライブはWOWOWで観よう!
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