10人組アイドルユニット・ぱすぽ☆が16日、東京・SHIBUYA AXで単独ライブを行った。5月に女性グループ初のデビューシングル初登場1位を記録し、上昇気流に乗るぱすぽ☆は、同グループ史上最大規模となる会場で注目の2ndシングル「ViVi夏」（8月24日発売）など全16曲を熱唱。ライブの最後には年末に東名阪ツアーを行うことをスクリーンで発表し、1500人のパッセンジャー（ファン）を喜ばせた。ぱすぽ☆がライブツアーを行うのは初めてとなる。

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　デビュー曲「少女飛行」（5月4日発売）では、キャリーケースを使った“コロコロダンス”を売りにしていたぱすぽ☆だが、ライブ前の会見で、「新曲はコロコロを使っていません」と小道具を使っていないことを明らかに。メンバーは「目標はオリコン1位」と口をそろえ、「1位になれなかったら、ゆっきー（藤本有紀美・19））が坊主になります」と玉井杏奈（16）がまさかのムチャぶり。「坊主の髪型は好きなんですけど…事務所的にいいんですかね」と藤本を慌てさせる場面もあった。

　今回初めて1000人規模のステージに立ったぱすぽ☆は、“ガールズロックユニット”の名にふさわしくアップテンポなロックナンバー15曲（「Let It Go!!」は2回披露）をエネルギッシュにパフォーマンス。ライブ中には新曲のミュージックビデオとメイキングも披露され、ビキニのメンバーが泡風呂ではしゃぐ姿に男性ファンが色めきだったが、夏らしさ満開のMV上映が終わると、会場からは自然と拍手がわいていた。

　ライブの最後には、ぱすぽ☆初となる東名阪ツアーを発表。12月27日にZepp Nagoya、28日にZepp Osaka、30日にZepp Tokyoの3公演を行う。