地上デジタル普及推進メインキャラクターを務めるSMAPの草なぎ剛が7月1日、都内で行われた『山手線デジタル放送トレイン』の記者発表会に出席した。2006年から5年間PR活動を行ってきた草なぎは「僕自身にとってもいろいろあった。全国の皆さんに呼びかけてきて、少しでも役目が務められていたら嬉しい」と過去を振り返りしみじみ。また完全移行に向けて残り3週間も「東北3県が先延ばしになっていることもあり、これからが勝負」とラストスパートを呼びかけた。

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　「山手線デジタル放送トレイン」は2011年7月24日の完全地デジ化移行に向けた『ラストスパート 声かけ地デジ化大作戦』の一環として、山手線3編成を使ってアナログ放送の終了をPRするもの。同日朝4時29分に最初の列車が出発し、17日まで運行する。列車の1・2号車はNHK、4号車は日本テレビ、5号車はテレビ朝日、6号車はTBSテレビ、7号車はテレビ東京、8号車はフジテレビ、9・10・11号車はBS各社とデジタル放送のチャンネルと同じ車両を各局が担当し、個性豊かに装飾される。

　地上デジタル推進大使として2004年から7年間にわたってPRに努めてきた各局のアナウンサーはこの日、地デジカがプリントされたお揃いのスカーフで登壇。日本テレビの馬場典子アナは「上下真っ白な衣装ってなかなか着ることがない。上宮アナや中村アナみたいなことがない限り、今後もないと思います」と大使活動中に結婚したテレビ朝日の上宮菜々子アナ、フジテレビの中村仁美アナを引き合いに笑わせていた。

　そのほかイベントには、お笑いコンビ・テツ and トモや村井まり、地デジカも参加した。