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堀江被告が生会見、上告棄却に「納得いかないが仕方ない」

 証券取引法(現金融商品取引法)違反の罪に問われ、25日付の最高裁判決で2年6月の実刑が確定した元ライブドア社長・堀江貴文被告(38)が26日、都内で記者会見を開き、「棄却されて納得いかないが、仕方ない」と無念の言葉を口にした。

実刑確定後、都内で緊急会見を開いた堀江貴文被告 (C)ORICON DD inc. 

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 落ち着いた表情で会見に臨んだ堀江被告は、終始無実を主張しつつ「粉飾がもし事実だとしても、この判決は不公平だと思うが、世の中の真理は不公平なので、仕方がない。僕ができることは不公平であることを広めていくこと」といい、「自分(の行動や説明)に原因があったことも一部あるので、帰ってきたときに皆さんの役に立ちたい」と語った。

 現在の心境を聞かれ、「高裁判決はショックだったが、最高裁の判決まで時間もあったので、結果は悪いし悔しいが今はスッキリしている。人生ゲームで一コマ進んだ感じ」と独特の表現を交えて答えた。

 収監までの1ヶ月は「講演会などの仕事を優先にこなし、最後の望みとして異議申し立てをする。あと、友人や知人にあいさつ回りをしたい」と話し、収監後については「2年半あるので、科学の本や歴史小説など2000冊ぐらいを読めたらいい」、「手書きで僕にしか書けないメールマガジンを出していく」、「検察の問題にもはっきりと自分の意見を伝えていきたい」と語り、収監後の生活を見据えた。

 同被告は、すでに実刑が確定している元取締役の宮内亮治氏らと共謀し、同社の2004年9月期連結決算で、経常利益を不正に計上し、約53億円を粉飾した有価証券報告書を提出。さらに、同年10〜11月に子会社の株価をつり上げるため、業績状況について虚偽の発表をしたとして逮捕・起訴されていた。刑が確定すれば近く収監されるが、40日間の勾留日数を残しているため、服役期間はおよそ2年5ヶ月ほどになるとみられる。

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