俳優の要潤が、出身地の香川・三豊市のふるさと大使に任命され13日、都内で行われた委嘱状交付式に出席した。今回の東日本大震災を受け「自分に何ができるか考えていた」矢先の就任に、要は「困難な問題がありますが、また立派な国になれればと思っています。三豊市を通じて、盛り上げていけたら」とエールを送った。

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　三豊市の知名度向上を目的に今年から新設された同大使となった要は「これを機に地元の方と触れ合い、アドバイスをもらって盛り上げたい」と気合十分。18歳まで暮らしていた故郷を「自然が多くてのどかで、僕にとっての唯一の癒しの場所。自然の中でノビノビ育ってました」と語り、「海の幸も豊富だし、誇りに思う」とアピールしていた。

　また、式に同席した横山忠始・三豊市長は、被災地に向けて「缶詰類を送ろうと考えてる。受け入れ態勢がまだ混乱してますが、いつでも人や物資を送れる準備ができています」と支援体制が整っていることを説明。要も「今の時期を耐えて」と被災地の一日も早い復興を願っていた。