■黒木メイサが黒木メイサたるゆえん
黒木メイサというと、「クールビューティ」で、どちらかというと“強い”イメージがあるのではないだろうか?最初に彼女を見たとき、その凛とした佇まい、息を呑む美しさ、圧倒的なオーラ、あまりの完璧さに、サイボーグかと思ったほどだ(笑)。でも、彼女の演技、音楽活動、インタビューなどを目にしたり耳にしたりするにつれ、今度はすごく人間的な部分を感じ、いやいい意味で“動物的”な人間臭さを感じるようになった。それが、今回の1stアルバム『MAGAZINE』には色濃く出ていると思う。
映画、ドラマ、CM、舞台……彼女の活躍の場はまさにエンターテイメントシーン全てに渡っているが、彼女の頭と心と体の中には、なくてはならないものとして音楽とダンスが大きく存在している。ミュージシャンと女優、両方をやることでバランスが取れていると、彼女は言う。
昨年10月、彼女もそしてファンも待望の1stソロライブ「ATTITUDE2010」が、恵比寿ガーデンホールで2日間行われた。“表現者”黒木メイサが、自分の体の中に色濃く流れる音楽とダンスの血を、どう表現するのかを楽しみにして観に行った。どちらかというと“静”のイメージが強かった彼女が、オープニングから見事なダンスで、躍動する美しさを見せつけ、会場にいたファンは、少々戸惑っているように感じた。でもそれも時間が経つにつれ熱狂に変わり、それを受けて彼女のダンスと歌はますます冴え渡り、躍動する黒木メイサの美しさに完全にやられていた。
そんなタフで、カッコよくて、アグレッシブな黒木メイサ、そしてナイーブな一面を持つ、1人の女性としての喜怒哀楽が全て表現されているのが『MAGAZINE』だ。初回盤は写真集サイズで、女性アーティストなら誰もが一度は撮られたいカメラマン、レスリー・キー撮影の、彼女の色々な表情、スタイルの極上カットが満載で、そこにCDがパッケージされている。そしてロングインタビューや、ディレクターによるレビュー、彼女に関わるクリエイター陣による黒木メイサ解剖も収録され、ライブDVDも付いていて、今の黒木メイサが、全部パッケージされているといっても過言ではない。表現者としてのこだわりを感じさせてくれる。自分のあらゆる部分をさらけ出す、という言い方はあまりきれいな言葉遣いじゃないけど、様々な角度から自分を見せることで、黒木メイサをきちんとわかって欲しいという気持ちが伝わってくる。それでもなおどこかミステリアスさが残るのが、彼女の魅力でもある。
「何回も何回も開いて、聴いて、見て、読んでもらえる作品になった」と彼女も言っているように、とにかく目に飛び込んでくる素晴らしい写真と、黒木メイサを紐解く読み物、でも何よりも、曲と歌詞、彼女の歌をじっくり堪能して欲しい。
とにかく気になる存在である黒木メイサという女性の、気になる部分が見えてくる。そしてますます気になる存在になる。イメージや各方面から発信される情報だけで、自分なりに黒木メイサ像を描いていた人、そして、デビューから彼女を追いかけていた人も、新しい黒木メイサとの出会いが待っている。
なんて黒木メイサ!――このアルバムを聴いて、見て、読んで感じたとき、思わず口にしてしまった言葉だ。
■黒木メイサ インタビュー
『素直に自分と向き合えたアルバム』(2011/01/26)
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
黒木メイサというと、「クールビューティ」で、どちらかというと“強い”イメージがあるのではないだろうか?最初に彼女を見たとき、その凛とした佇まい、息を呑む美しさ、圧倒的なオーラ、あまりの完璧さに、サイボーグかと思ったほどだ(笑)。でも、彼女の演技、音楽活動、インタビューなどを目にしたり耳にしたりするにつれ、今度はすごく人間的な部分を感じ、いやいい意味で“動物的”な人間臭さを感じるようになった。それが、今回の1stアルバム『MAGAZINE』には色濃く出ていると思う。
映画、ドラマ、CM、舞台……彼女の活躍の場はまさにエンターテイメントシーン全てに渡っているが、彼女の頭と心と体の中には、なくてはならないものとして音楽とダンスが大きく存在している。ミュージシャンと女優、両方をやることでバランスが取れていると、彼女は言う。
そんなタフで、カッコよくて、アグレッシブな黒木メイサ、そしてナイーブな一面を持つ、1人の女性としての喜怒哀楽が全て表現されているのが『MAGAZINE』だ。初回盤は写真集サイズで、女性アーティストなら誰もが一度は撮られたいカメラマン、レスリー・キー撮影の、彼女の色々な表情、スタイルの極上カットが満載で、そこにCDがパッケージされている。そしてロングインタビューや、ディレクターによるレビュー、彼女に関わるクリエイター陣による黒木メイサ解剖も収録され、ライブDVDも付いていて、今の黒木メイサが、全部パッケージされているといっても過言ではない。表現者としてのこだわりを感じさせてくれる。自分のあらゆる部分をさらけ出す、という言い方はあまりきれいな言葉遣いじゃないけど、様々な角度から自分を見せることで、黒木メイサをきちんとわかって欲しいという気持ちが伝わってくる。それでもなおどこかミステリアスさが残るのが、彼女の魅力でもある。
「何回も何回も開いて、聴いて、見て、読んでもらえる作品になった」と彼女も言っているように、とにかく目に飛び込んでくる素晴らしい写真と、黒木メイサを紐解く読み物、でも何よりも、曲と歌詞、彼女の歌をじっくり堪能して欲しい。
とにかく気になる存在である黒木メイサという女性の、気になる部分が見えてくる。そしてますます気になる存在になる。イメージや各方面から発信される情報だけで、自分なりに黒木メイサ像を描いていた人、そして、デビューから彼女を追いかけていた人も、新しい黒木メイサとの出会いが待っている。
なんて黒木メイサ!――このアルバムを聴いて、見て、読んで感じたとき、思わず口にしてしまった言葉だ。
■黒木メイサ インタビュー
『素直に自分と向き合えたアルバム』(2011/01/26)
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
2011/01/26



