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つんく♂、下北沢の老舗お好み焼き店“3代目”に就任

 総合プロデューサー・つんく♂(42)が1日午後、自身が手がけるお好み焼き店『かりふわ堂』の3店舗目「下北沢本店」をオープンさせる。広島風お好み焼きを東京に広めた、1979年創業の老舗お好み焼き店『おたふく』が先月8日に閉店したのに伴い、同店の技と味を受け継いだ。『おたふく』の2代目店主・海老原弘樹氏(42)がタレントの遊び半分ではない熱意と真剣さに心を打たれ、数ある譲り受けのオファーをすべて断って伝統を託し、つんく♂も「大阪風と広島風は全く焼き方から味から違う。実際、両方とも本格的なものを出しているのはここだけ」と胸を張る。

『かりふわ堂 下北沢本店』をオープンするつんく♂(左)と『おたふく』の海老原弘樹店主 

『かりふわ堂 下北沢本店』をオープンするつんく♂(左)と『おたふく』の海老原弘樹店主 

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 現在、総合エンターテインメント事務所・TNXの社長としても日々奔走するつんく♂が「東京に来た時に自分好みの味がなかった」から、そして自身の体調が思わしくなかったときに食事療法など気を使っていたことから「化学調味料を一切使用せず、無添加の安全で体に優しいお好み焼きが作りたい」と一念発起。現在、東京・新宿と六本木でお好み焼き屋を2店舗運営するが、今回、芸能人も多数訪れる下北沢の名店がその歴史に幕を下ろし、広島に移転するという話を聞きつけ、何度も足を運んで店主を口説いた。

 海老原店主は「正直、下北の激安店に対抗するのは個人店だと厳しい。でも創業30年という老舗の味は残しておきたい。いろんなところからゆずってほしいというお話があり、どうしようか?と思っていた時に、つんく♂くんからお話があった」と振り返る。最初は「タレントがやっているお店でしょ? 名前だけ貸していてあまりちゃんとやってないんじゃないか?」という意識もあったが、熱心に通うつんくの姿をみて「食材から何からこだわりを持っていた。これならばと1ヶ月くらいの間に“おたふく”の技と味を伝承したんです」。

 「自分は大阪風(関西風)なので広島風はライバルだと思っていたし、どちらかというと大阪風のお好み焼きを食べているのだからと広島風は食わず嫌いだった」というつんく♂は、「大阪風も広島風もどちらかがメインだとやっぱり、どちらかが添え物みたいな感じがどの店もある。それが今回教えていただいて、大阪風と広島風は全く焼き方から味から違うもの」と実感。考えを改め「両方とも本格的なものが出したい」と海老原店主と二人三脚で試行錯誤を重ねた。

 これまでの大阪風に新たに広島風を加えた『お好み茶屋 かりふわ堂 下北沢本店』はプレオープンを経て、きょう1日午後5時よりグランドオープン。つんく♂も駆けつけ、調理場に立つ可能性もあるという。

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  • 『かりふわ堂 下北沢本店』をオープンするつんく♂(左)と『おたふく』の海老原弘樹店主 
  • 『かりふわ堂 下北沢本店』をオープンするつんく♂(左)と『おたふく』の海老原弘樹店主 
  • 『かりふわ堂 下北沢本店』をオープンするつんく♂ 
  • 『かりふわ堂』のメニュー「おたふく焼き」 
  • 『かりふわ堂』のメニュー「かりふわ堂極み玉」 

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