ORICON STYLEでは、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】による関東圏・関西圏の各世代の男女1000人にインターネット調査した『06 冬の新作テレビドラマ 期待度ランキング』の結果を10日発表した。

　期待度No.1に輝いたのは、フジテレビ系『西遊記』。78年に堺正章（孫悟空）、故・夏目雅子（三蔵法師）らでヒットしたテレビドラマが、今度は、孫悟空・香取慎吾、三蔵法師・深津絵里、沙悟浄・内村光良、猪八戒・伊藤淳史という今人気のキャストで蘇った。
　「キャストがいいし、見てみたい。私は昔の『西遊記』を見たことがないので、楽しめると思う」（関東圏／20代社会人女性）といった昔の『西遊記』を知らない世代のワクワク感と、「堺正章さんとの比較をされると思いますが、CG映像などで上回るのではなく、面白さ、実際の演技で越えてください。期待しています」（関東圏／40代女性）といった昔の『西遊記』を知っている世代からのエールとで、その期待度は幅広い層でヒートアップしている。

　期待度2位は、篠原涼子が検挙率No.1のスゴ腕女刑事を熱演する、フジテレビ系『アンフェア』。
　「篠原涼子さんが好きなので興味があります。タイトルの『アンフェア』がどういう意味を持って展開されるのか？　楽しみです」（関東圏／専・大学生女性）、「最終回に意外な結果が起こるのに期待」（関西圏／30代男性）といった声が多く、篠原涼子の演技力と存在感、また、ミステリードラマならではのストーリー展開と、キーワードが隠されていそうなタイトルなど、惹かれるポイントが多い。主役のパフォーマンスと、謎めいた演出に対する興味は尽きないようだ。

　3位はこちらもミステリードラマ、TBS系『白夜行』。TBS系『世界の中心で、愛をさけぶ』で主役を務めた山田孝之と綾瀬はるかのコンビが、今度は東野圭吾のミステリーの名作に挑む。
「『世界の中心で、愛をさけぶ』で共演した2人が今回は違う役柄で共演ということでとても期待感もあるし、楽しみです」（関西圏／専・大学生女性）、「あの分厚い原作が果たして連続ドラマで表現できるのか？　かなり好きな作品なので期待大！」（関東圏／30代男性）など、山田・綾瀬の純愛ドラマで感動呼んだ2人が、今度はミステリー（底辺では“純愛”が流れているものの）でどんな演技を見せてくれるのか注目が集まっている。また、あの原作のドラマ化に対しての期待感は、両主役のファン、原作のファンともに高いようだ。

（12月28日〜1月5日まで、関東圏・関西圏の中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、計1000人にインターネット調査したもの）

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